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与末居の部屋  〜 投稿順表示 〜


[61] THEdark
詩人:与末居 [投票][編集]

この美しい夕暮れは
やがて夜がくることの証

いつまでも
美しい光があふれて
いてくれればいいのに
そうしたら世界は
もっともっと
やさしくなるだろうに
夕暮れは瞬間で終わり
長く暗い夜が
すぐにやってくる

夕暮れの輝きは
夜の恐ろしさから
人の気をそらすための
まやかしのよう

この美しさに
うっとりしていると
背後から忍び寄ってくる
夜の暗闇にふい打ちを
くらうことになる


それはたぶん
人のやさしさと同じ

美しく気持ちのいい
やさしさにごまかされ
裏切りという名の夜に
引きずり込まれてしまう

2006/01/28 (Sat)

[62] suspicion
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どうしてそうやって
すぐに人を疑うの

何もかも疑って
みんながみんな
自分に敵意を持ってる

なんて考えてたら
毎日がものすごく
窮屈になっちゃうよ

自意識過剰
被害妄想気味
とかって言うのよ

2006/01/29 (Sun)

[63] 今日の出来事
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PTA会長の友人の父が学校で集まり

光り輝く校長ののおでこに
かとちゃんぺをやったらハゲヅラがずり落ち

そしたらドリフの皆さんが出てきて
高木ブーは雷様
リーダーの長さんがちょっとだけよ
志村けんは変なおじさん
加藤茶はヒゲダンス
それぞれ大爆笑ネタを披露するなか
中本工事はなぜか東村山音頭を踊っていたよ

友人の父が帰りに猫を飼いたくてペットショップに行ったら
1匹目は鈴を付けてこたつで丸くなっていて
2匹目はしっぽを振り振りニャンと鳴き
3匹目は喉を鳴らしながらネズミを追い掛け
4匹目は気紛れ屋でのんびりとミルクを飲んでいる

少ない小遣いで
4匹の猫を買って帰りました

2006/01/30 (Mon)

[64] 別離
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今日は皆様に
お別れを告げに

さよならなんて
言わないよ

逢えなくなる
訳じゃないから

いつかまた
逢える日まで

2006/01/31 (Tue)

[65] 吹っ飛プリント
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それは確かな歩み
止める事など
出来はしない
命あってのイマ
これからの一歩

僅かながらの歩み
歩みを止めて
じっと見つめ
歩きだし始める
命尽き果てる時


そのトキまではね

2006/01/31 (Tue)

[66] quietEVIL-moveANGEL
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歩む道を阻む
笑顔で迎える悪魔
止まったままのギア

今を生きる事
悲しい表情の天使
ゆっくりと動きだす

2006/02/06 (Mon)

[67] 柔い
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人の心は脆くて
ガラスの破片
胸に突き刺さる
醜い姿を晒し
簡単に崩れ去る
仮面を付けた

皮を被った
ペルソナ

2006/01/31 (Tue)

[68] PUZZLE
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記憶の断片繋ぎ
組み立てて完成する
それぞれの生き方

未完成のままの
1ピースだけ残った
人間という生き物

途中で放り出し
分からなくなったの
アナタという欠片

2006/02/01 (Wed)

[69] selfish
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――である前に一人の人間

自分勝手すぎるわ

聞こえがいいだけですもの

2006/02/06 (Mon)

[70] をんな
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見返り美人の美しさ

くちびるの艶やかさ

お召物の煌びやかさ

舞い踊るしなやかさ

零れる涙のけなげさ


その美貌で男を虜に

2006/02/01 (Wed)
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