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黒夢の部屋  〜 新着順表示 〜


[107] 
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嘘をつけば、正しい道を歩む人に見えるんです。







今日もまた一つ







自分を無視した嘘をつきました。








嘘をつけば、全て上手くいくんです。








辛いけれど、辛くないと言えば








皆、笑ってくれるんです。









私一人の嘘が、全てを上手く動かすのならば







私は喜んで嘘をつきましょう。








悲しいと叫ぶ心に蓋をして










悔しいと頭の片隅で囁く声を無視して








本音を言いそうになる弱い心を叱咤して









私は今日も嘘をつきます。









なぜなら








きっと嘘をついていれば









正しい人間になれると勘違いしてるから。

2005/05/06 (Fri)

[106] 解っていることは
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理性。










プライド。










そんなもので抑えつけられるほど









僕の君への愛は









簡単ではないよ。

2005/05/04 (Wed)

[105] 現実は霞んで
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生温い暖かさが残る。





中途半端な愛情など要らない。





私の知らないヒトの所へ行く君は





曖昧な想いだけを残していく。






私達はそんな関係ではないけれど。





私が持つのは愛情。





君が持つのは親愛の情。





噛み合わない私達の思いと想い。






誰よりも近くにいるから






私はあのヒトの知らない君を沢山知ってる。






たったそれだけで優越感に浸り







君にとってはいつしか厄介になる関係を保っている。










私は





君から注がれる優しさを






例えそれが世間一般で言う愛とは違っても







手放す気は無いよ。







ありえない未来に希望を膨らませるけれど







それによって益々







現実との境をなくしていく。







こんな病的な想いを






君はどんな思いで受け取ってくれる?

2005/05/04 (Wed)

[104] 一歩
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必要なのは覚悟。

そして

揺ぎ無い信念。

生きていれば失うのは必然。

手に入れたと同時に

僕の手からまた、別の何かが離れていった。







欲するのは力。

そして

理想を現実とする能力。

希望や夢を、望むままに終わらせやしない。

例え

僕の出来過ぎた理想と

全世界を支配する現実とのギャップに絶望しても。







前だけを見据える決意。





過去に惑わされない強い意志。





失って、手に入れて。





悩んで、迷って歩き出す。





きっとそれが





僕にとっての明日への一歩。

2005/05/01 (Sun)

[103] 強がり
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別れを切り出すことが
最後のデートの目的。







そんなことは知っていた。








ただ
貴方にもう特別な感情が無くたって
私には溢れる程の貴方への想いがある。








だから
貴方にとって迷惑だとしても
私が報われることが無くても
素直に頷いてなんかやらない。








情けなくても
格好悪くても
馬鹿みたいでも
きっと恋愛にはそれが付き物だと思うから。








自分の全てを捨ててでも
誰かを愛するということが
私の恋愛だから。








歩き出す貴方をもう一度呼んで。








笑顔で言ってやる。







悔しいけれど




悔しいけれど






私に、貴方以外を愛する勇気なんて無い。

2005/04/29 (Fri)

[102] 伸ばした手
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何も、掴めやしなかった。







何にも、触れやしなかった。







君の手も、夢の形も。







募る想い。







形にならない理想。







捌け口は無い。







何かが悪い訳じゃない。







ただ、何か理由がほしい。







手を伸ばした理由。







君の手を掴もうとした理由。







夢を追いかけた理由。







納得できるような理由は無い。







それでも







理由を探すことを理由にして







何度も僕は







飽きることなく







大空へと手を伸ばす。

2005/04/25 (Mon)

[101] 質疑応答
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『愛してる』 










これだけの言葉が










君の求める答えになってくれているだろうか。









2005/04/24 (Sun)

[100] 基準は僕
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世界は廻る。






暗く長い夜を越え、陽が昇る。






始まる日常に不変を感じ、少々の変化を期待する。






きっと、此の場所に僕が居なくとも






日常は正しく過ぎていき、不変だ。






僕の日常だけが、少し変化しただけ。






世界は廻る。






相も変わらず、僕等に変化を悟らせずに。






窓から見下ろす景色も変わらない。






ただ、そこに僕が居るか居ないかだけ。






日常は流れて、形を変える。






満たされる日も、そうでない日も






全て、不変の日常となり






僕の中に残る。






きっと、いつか忘れてしまうだろうけれど






少しの間、僕の中に残る。






僕にはそれだけで十分。






昨日の事は過去にして、今日の変化を望む。






どんな小さなことでも、くだらないことでも






僕が変わったと思ったのだから






世界は今、変化を遂げた。

2005/04/19 (Tue)

[99] 今日の君を知る
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言葉だけでは縮められない、僕等の距離を。







手を伸ばしても触れられない、このもどかしさを。







越えられない、互いの境界線を。







それでいいと思っていたけれど
君を知れば知るほど
僕は欲張りになっていく。







もっと、君を知りたいと
もっと、もっと、君のことを解りたいと。







少しだけ、なけなしの勇気を出して
今日は君の隣に座るよ。







いろんな話をしよう。







僕の事だけじゃなくて、君の事も沢山、話して。







言葉だけでは縮まらない僕等の距離を







手を伸ばしても触れられないもどかしさを







越えられない僕等の境界線を







少し空いた僕等の隙間をなくしたのは







僕の小さな勇気と、君が僕を信じてくれたこと。







今日もまた一つ、新たな君を見つけたよ。

2005/04/15 (Fri)

[98] 彼と彼女の話
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彼の手から





彼女の手が離れた。





満足な言葉も






愛情も






伝えそびれ






言えなかったまま。







もし





伝えられたら。






彼はそう思い






ずっと涙を流した。






もう2人の時間に




『もし』







なんて都合のいい言葉が





有る筈ないのに。






伝えられなかった





彼の想いの全てが






未練となって





後悔となって





ゆっくりと





彼を蝕む。






彼から手を離した彼女が





後になってから






彼より沢山泣いていた事を






きっと彼は知らない。

2005/04/14 (Thu)
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