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高級スプーンの部屋  〜 新着順表示 〜


[42] 狼煙
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逃れられないのは
背を向けるのが
嫌だからさ

戦ってるんだ
傷付くこともあるよ
嘘と本音を
バレないように混じらせて
尻尾巻いて
逃げたりもした
それでも気になって
振り返ってしまう
来た道を
皆に見つからないように
戻ってさ
喜びや悲しみと共に
再び戦場に還るんだ

休む日もある
それでも
向き合う敵が居なければ
話にならない
何もする事が無くなって
ただ死を待つばかり
怖じけづく事もある
けれど
戦う相手が居ないのは
もっと怖いよね

君が居て僕が居る
それだけで
戦う条件は揃ったもんだ

さぁ来い!

2004/10/18 (Mon)

[41] 乖離と呪縛
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逃れられない事に気付いて
自分から離れた
しばらくしてまた
何も無かったかのように
自分に戻った

繰り返しているうちに
事態はどんどん悪化して
もう取り返しがつかないと
思った時には
動けなくなっていた

もう少し勇気を出せば
こんな事には
ならなかったかも
しれないけれど
終わってしまった
今だから
そんな考え方も
出来るんだろう
始まってしまった
今でさえ
前に踏み出せないのに

自分自身の
首を絞める両手を
振りほどく術を
忘れてしまった
言い訳が邪魔をして
思い出せないというのも
言い訳だろう

2004/10/15 (Fri)

[40] 底無しdiary
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死体の基準教えておくれよ
今この瞬間の僕は
本当に生きているのか

人には見せない
君を記した秘密の本は
幾らぐらい出せば
手に入るのかな

見せたいけれど
見られたくない
胸のモヤモヤ
持っていても
今の僕には
要らない気がする
何曜日にゴミとして
出せばいいのかな

他の全てを捨ててまで
欲しいものなんて
迷信じゃないの
真実すら疑ってしまう
この僕自体を
誰か晴らして

考えるよりも先に
君を抱きしめたいと
思ったかどうか
心の底が深くて
確かめられずにハマる

視界は曇り
そして
誰も居ない場所へと

2004/10/12 (Tue)

[39] 見つからない
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張り詰めた部屋
片割れと二人
目を血走らせ泣いている
どれだけ互いを
傷付け合えば
応えてくれるんだ?
沈んでいく問い

こんなにも痛いのに
傷口が見つからない
私一人じゃ分からない
痛みの在り処を
答えてくれる片割れを
ずっと探してた

いつの日かと
いつの間にか
巡り会って僕は
かけがえのないものを
手に入れた
この人しか居ない
それなのに
理解り合えず
傷付くばかり

生まれ変わった時には
一つの器に
二人の魂を

片割れの流した
血を辿っても
自分とは結ばれない

黙する痛みが
辺りをさ迷うだけで

2004/09/27 (Mon)

[38] 中略
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歴史の教科書に載らない
誰も知らない
あの人は
あの日あの時あの場所で
何を思っていたのかな

足跡さえも残さずに
去って行ったのは
何処の誰?

思い出せないよ
僕は確か
全てを
知っている筈なのに
悩んだ今日さえ
忘れてしまうのか
あぁ

小さな未来には残らない
僕を知らない
あの人は
あの日あの時あの場所で
何を思っているのかな

2004/11/30 (Tue)

[37] すれすれる
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羨ましいのか
それとも
恨めしいのか
人は人とは違う
道を歩いていくけど
どうにも君が行く道ばかり
気になって
自身の生き方手つかずで
放ったらかし
自由は退屈だな

君の周囲には人だかり
僕の周りには蝿たかり
ホコリに埋もれて見てた
複雑な心境で

皆にはバレないように
こっちをそっと見た
君の表情は
なぜか複雑で
いつもの笑顔もない
僕に心辺りはないけど

常に人を想い
苦しんでる
心優しき人間と
何も考えず誰一人
大切にしない
自分勝手な人間と

隣同士で歩く二人
より幸せを感じてるのは
どちらだろう

2004/09/15 (Wed)

[36] アトノソノ
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懺悔しても
消えはしない
罪犯し
誰にも言えず
傷は癒えず
此処から私が離れてく
深く深く
沈んで知らない世界へ
怖いよ
誰か
私の手を引っ張って
星のない夜の下
寒さに震える体を
強く強く
抱きしめて よ

君や私の苦しみが
未来の楽園を創っていて
悩みの数だけ
奴等は笑うんだ
軽い気持ちで
つけた足跡は
決して
踏み入れてはならない
景色にまで及び
取り返しがつかなくなった
誤って
過って
謝っても
もう遅い

ほら遠くで
楽しそうに笑ってる
声聞こえない?

泣いていたら
分からないよ
この先の感情も

2004/09/14 (Tue)

[35] 意思の遺書
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5分で欝になれる唄を聴いた 成程死にたくなった

この唄を歌った彼も 自ら命を断った 彼の後を追い死ぬ人は今も絶えないってニュースで聞いた

無力だって思ってた 無気力で諦めてた だけど気付いたんだ 人には力がある 魔力がある 気付いたんだ

僕にだって 死ぬ気になれば 核より 薬なんかより 強い力を使えるハズだ
僕にだって 僕にだって

怠けて動かなくなった 体を揺さ振って マイクに手をのばした 気付いたんだ 僕にだって 歌える唄がある 唄を歌えるんだ

死ぬ気になれば
死ぬ気になれば

死ぬ気になれたら

2004/09/10 (Fri)

[34] 類似song
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君は其処に居ますか?

見てくれているのなら
他の望みは
手放してもいい
そう想えれば
よく似た心音にも
囚われはしないのに

同じような感情を
同じような表現で
歌って気分を曇らせる
微かな震えが
共感者を
教えてくれるまで

わざとです
こんな性格は
こんな感情は
全て自分で
仕組んだんです
哀れみが
欲しいだけなんです

君に見て貰いたくて
その為だけに
同じような唄ばかり
歌っているのです

見ていてくれるのなら
他には
何も必要ない
そう言えたなら
この唄も存在しなかった

君は其処に居ますか?

2004/09/04 (Sat)

[33] 最強は百万回死んだ
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強くなりたい

想い描いた風景に

自分が立ちたくて

果てない夢追い

ひたすら進む

砂漠に道は無いから

何処にでも行ける

そう信じて

自身が乾いたままなら

いくら潤っても

また心が渇き

半永遠に満たせられない

人は最も強くなった時

最も弱くなったと感じる

蜃気楼は真実を映す鏡

現実にやられ

意識は朦朧として

理想の幻覚を作り出す

もっと強くなりたい

近付きたい

想い描いた風景に

この先は

たった今

一歩踏み出した場所へ

続くのを知らずに

強さを求めて

進み出す

2004/09/03 (Fri)
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