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安曇の部屋  〜 新着順表示 〜


[416] さよなら。
詩人:安曇 [投票][編集]

すれ違った、あなたの影
立ち止まって振り返ったら、知らない人が居て

あなたと過ごしていた日々、どんどん遠くなっていくのに
あなたは私の中に居る


さよなら、何度も声が頭の中に流れて
さよなら、忘れられない


いつか夢が覚めるように、別の誰かに恋をする日がくるのだろうか

いつか消しゴムで消したように、この悲しみを忘れる日が来るのか


あなたの影、探している
小さく小さく、薄れていく影を


さよなら、今度は私が笑顔で言えるまで
探している、今もずっと

2010/08/14 (Sat)

[415] ビー玉
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ビー玉 ころころころ 光る私の小さな宇宙

ビー玉 くるくるくる まわる私の小さな世界


ひとつだけ握り締めて秘密兵器のように大切に


ビー玉 私をその小さな世界に映し出して

いつもの空も風も光も全てを閉じ込めて


ひとつだけ忘れたくない
あの日の思い出だけを逃がさないで


2010/08/05 (Thu)

[414] 嘘。
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嘘の言葉がペラペラペラ

嘘の笑顔がニコニコニコ


気持ちの悪い私が、鏡に写っていました。


せっかくの1日だったのに、

とても自分が情けないです。


楽しめなかった、私はなんと幼く幼稚なんでしょう


…後味の悪い夜です。

2010/08/04 (Wed)

[413] このまま歩いていくならば
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このまま歩いていくならば
涙は隠して行きましょう


このまま歩いていくならば
転んだ昨日を笑いましょう


このまま歩いていくならば
笑顔を貰っておきましょう




道があるということは

とても幸せなことです。


当たり前の箱の中の
宝物




このまま歩いていくなら
涙は隠して行きましょう。


きっとあなたは笑ってくれるから


2010/08/03 (Tue)

[412] 風が強く吹いている
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ただ、ただ前へ

君が待ってるあの場所へ


重く熱いタスキを持って


終わりにしたくない

繋ぎたいんだ


ただ、ただ前だけを見て

汗も、涙も、何もかもを握りしめて


走って、走って


僕は1人じゃないから


ただ、ただ前へ


2010/07/20 (Tue)

[411] 眠れない夜。
詩人:安曇 [投票][編集]

眠れない夜。


わざと明るくして

わざとうるさくして

わざと、を繰り返した。



あなたにくっついていた頃は

眠れない夜なんてなかったのに。


2010/05/17 (Mon)

[410] あか。
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真っ赤な顔して笑っていた。

髪の毛はボサボサで、苦しそうに息を切らしている。

『嬉しかった、会えて嬉しかった。』

恥ずかしそうにハニかんで、
すぐ、また走って行っちゃった。


―運動嫌いなくせに。



またね、
走り去っていく君の背中を見つめながら。

私の顔が熱くなるのを感じていた。


私は走っていないのに、
真っ赤になっちゃったじゃないか。


2010/05/17 (Mon)

[409] 恋文。
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あなたの後ろの席で、
ばれないようにすきって書いた。

小さく、隅っこに。

教室の雑音が嘘みたいに遠く感じたあの日。

私は、恋をしていた。


2010/05/17 (Mon)

[408] 保健室。
詩人:安曇 [投票][編集]

あの頃の私は

保健室のベッドから聞こえてくる音が

全てでした。


2010/05/12 (Wed)

[407] 夕方、乙女
詩人:安曇 [投票][編集]

長いスカートなびかせて
スタスタ進む夕方、乙女

心は弾み、爽やかな風

きらめく先に君がいる

この道の先に
どうか、君がいますように

2010/05/12 (Wed)
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