私の全ては
君ではない
大丈夫
やっていけるよ
おちついて
こんなにも
私には
まだまだ
残っている
せいいっぱい
頑張るよ
笑ってる私じゃないと
私
じゃないから

笑って

私

君を目で追ってしまうけれど
まだ苦しいけど
まだ君と話したいけど
まだ私を見てほしいけど
Stop!!
無理しなくてもいいんじゃない?
会いたくて
苦しいけど
だからって
どうにかなるもんじゃない
空回りする前にStop!!
視野を広げて見渡そう
君が私の全てじゃない
ほらもっと私にはあるはず
だから

私頑張れ

最後温かいあなたの手が
ギュッと握る
冷たくなったわたしの手を
温めるように
その手を振りほどくことなど
できるはずもなくて
わたしはただ
想いを込めて
ギュッと握り返す
これが最後だと
これがあなたのぬくもりだと
涙さえ
こぼれなかった
陽気に
切なく
悲しく
笑うしかなかったわたしの
傷を
あなたは
知っているでしょう
"今までありがとう"
と
言わなかった
言えなかった
言えるはずもなかった
まるでそれが一生最後みたいで
悲しすぎて
"ごめんね"
と
言ったのは
優しいあなたを知っているのに
あなたを憎んでしまったから
あなたの残した傷を
わたしの中に一生刻み込んで
誰も癒さないで
誰も触れないで
生々しく
痛々しく
美しく
傷を残して
あなたの笑顔も
あなたの横顔も
笑うと細くなる目も
やわらかい頬っぺたも
温かい手も
わたしを抱きよせる腕も
寄りかかる胸も
くせのある歩き方も
かっこつける時のくせも
子供のような目も
少し高めの声も
あなたの歌声も
あなたの弾くギターも
ドラムも
ちょっと太い指も
細く引き締まった腰も
半分ない眉も
全部全部
わたしの見てきた全部
そのいとおしいあなた全部を
一生の傷にして
わたしの一部に刻み込んで
"頑張ってね"
と
言ってしまえば
終わってしまうって
分かっていた
あなたの未来に
わたしがいてほしいけれど
今は
背中を押してあげるしかない
わたしの悲しみの代償が
あなたの目指すもののチャンスとなるなら
あなたのために
幾粒もの涙を流しましょう
"もし今後
また誰かと一緒に歩いていきたいと
思う時が来たら
他の子じゃなく
わたしを選んでほしい"
That is all
あなたの
優しい嘘も
優しい傷も
まだ
ずきずきと
わたしの中で
泣くけれど
その痛みは
一生
続けばいい
あなたの居場所は
ここにもあるよ
と
優しく痛めば

恋愛は
いつも
何回恋しても
"応用"が
ききません
何度恋しても
いつも
"初めて"の恋
なのです

心に
たくさんたくさん
悲しみの感情が
積もりに積もりすぎて
言葉が出てこない
涙さえ落ちない
この手はずっと離さないと
側にいるよと
全ての言葉は
嘘に変わってしまった
私は何も変わっていない
違う道に反れたのは貴方
何も変わらないでと
何も変わらないよと
言ったはずなのに
私は顔をそむけながら
手探りで探した
でも
見つからないの
見つからないよ
貴方が
現実を見るのが
辛いと
夢ですら
辛いと
私は
泣くこともできずに
ただ立ちすくむ
進めないよ
もしかしたら
貴方が帰ってくるかもしれないじゃない
振り向けないよ
楽しかったはずの日々は辛い
前を見れないよ
その先に見えるものなど信じたくない
今もただ
目をずっと閉じているの

近頃おかしい
浮気なの?
ただ忙しいだけじゃないはず
近頃おかしいよ
むくむくと疑いの芽が
近頃おかしいってば
あなたも
わたしも

待つことは好きではないの
追いかけることも好きではないの

だから

もう

知らない

誰かのために涙をながし
誰かのために笑みをこぼし
誰かのために怒り

そんな人間になれたなら
きっと私は本当の"幸せ"の意味を知るのだろう

仁愛

どれだけ遠くに離れていても
私は貴女の心にいたいのです
どれだけ遠くに離れていても
私は貴女の生活の一部にいたいのです
あの頃
そうだったように
だから
私は"別れ"が嫌いなのです
だから
"別れ"は悲しいのです
一方通行の想いには
空しさのみを覚えるのです

まだ
まだ
私を忘れないで

それだけで十分だったよ

貴女の一筋の涙で

私は
幸せ者だったよ

それだけで十分

私のために泣いてくれて
ありがとう