街中歩く人混みに　　　　　　　　　　　　　　　　最近苛立ちを覚えた　　　　　　　　　　　　　　　『君が見えない』　　　　　　　　　　　　　　　　そんな嫉妬から………

君と遊んだ遊具の中に　　　　　　　　　　　　　　ふたりの思いを書き込もう　　　　　　　　　　　　君を前にして詩を書く僕は　　　　　　　　　　　　心の中で『愛している』と　　　　　　　　　　　　叫んでみたよ………

説教じみた言葉すら　　　　　　　　　　　　　　　母の声のように　　　　　　　　　　　　　　　　　君の言葉は　　　　　　　　　　　　　　　　　　　受けとめやすい………

あの雲のようになりたい　　　　　　　　　　　　　あの雲のように気紛れになりたい　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そしたら過去を　　　　　　　　　　　　　　　　　忘れられるはずだから……

今ふたりで花火を打ち上げよう　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　君と僕の　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　季節はずれの恋花火………

君が書いてくれる詩は　　優しい愛に包まれている　君を裏切りたくない　　　君を独りにしたくない　　胸のなかに支える物が今　君の愛で消えた　　　　　　　　　　　　　　　　　僕が書く詩には　　　　　過去のことと今のことで　嘘偽りない詩だよ　　　　本当にありがとう　　　　君が書いてくれる　　　　愛籠もる詩………

紫掛かる朝日を前に　　　君はなにを思うんだろう　寒さに震えながら君は　　僕の頭を優しく撫でてくれたね　　　　　　　　　　君の優しさが　　　　　　その手から伝わるよ　　　　　　　　　　　　　　　離れれば離れるほど　　　君への愛は増すだけで　　ただ強く君を想う　　　　早く君と暮らしたい　　　『明日になれば…』　　　『明後日になれば…』　　そんな夢を見ながら　　　君を愛し続けるよ　　　　　　　　　　　　　　　　君と出会えたこの奇跡に　『ありがとう』の愛を……

街を見下ろす夜景を背に　　　　　　　　　　　　　君とふたりで過ごしたい　　　　　　　　　　　　　遥か遠くの未来に　　　　　　　　　　　　　　　　夢を託しながら………

寒くなったこの季節に　　　　　　　　　　　　　　月夜見上げ抱き締め合い　　　　　　　　　　　　　ふたりの愛を　　　　　　　　　　　　　　　　　　暖め合おう………

目には見えないものだから　　　　　　　　　　　　僕は不意に不安になる　　　　　　　　　　　　　　だけど君の笑顔を見ると　　　　　　　　　　　　　僕は安堵に溺れる………