ホーム > 詩人の部屋 > どるとるの部屋 > 新着順表示

どるとるの部屋  〜 新着順表示 〜


[47] 美しい花
詩人:どるとる [投票][編集]


花は揺れて
ただ咲き誇る
誰に潰されようが
誰に汚されようが
花はあくまで花のままで花としての美しさもそのままに花の形を守り通す

花はいつでも
ただ揺れて
ただ咲いて
ただ散っていく
命あるもの
すべては同じ運命のもとに生きる

花だから
花たから
花のように
ただ生きて
ただ散っていく

それだけなのに
なぜ美しいのかな

わからないのに
花は僕の目から見ても美しい
嗚呼 美しい
美しい花。

2009/08/21 (Fri)

[38] マイマイガール
詩人:どるとる [投票][編集]


もっと ぎゅっと愛したいよ キミをキミだけを世界中で一番愛したい
他人は他人で笑わせておいて 僕たちは僕たちの未来に向かって歩いていけばいい

キミのまっすぐなその瞳に見つめられたら吸い込まれそう
キミの真っ白な指先にふれられたら気がおかしくなりそう
キミがキミがキミが好きな理由なんてないけどキミが好きなんだ
それだけじゃ納得いきませんか?
ならば

キミじゃないとなぜか心がゆるさないのさ
わかるかな?

マイ マイ マイ ガール
僕だけの彼女
誰にも渡さない
僕のもの

だから
キミはキミじゃなくちゃいけないのさ。

2009/08/18 (Tue)

[36] 薔薇百万本分の愛の歌
詩人:どるとる [投票][編集]


フラワー 心に咲いた
君に出会ったときから
まるで魔法のように心を埋め尽くした
花園みたいなイメージの中で君はいつでも不思議の国のお姫様だった

幼い微熱 心をにわかに酔わす
千鳥足で踊るダンスはリズム感もなく見事にふられたわけです
残念

それでも恋の国のお姫様よ
君はボクの天使さ

カンタンにあきらめられるくらいならとっくに君など相手になどしないさ
ずっと胸の痛み 胸のドキドキ おさまらない それが本物の恋の証
わかるだろう
うら若き乙女なら

ラララ捧げたい
まっすぐ伝えたいよ
薔薇百万本分の勇気さえあればね
キザにゆくか
どう攻め込むか
そんなことばかり
繰り返して
夕陽とおしゃべり
悲しいひとりごと
君のイメージが瞳の中でいつも笑いかける
枕を君に重ねて抱きしめてみてもむなしいだけだね

一昔前のお古い恋
それでもいいんだ
とにかくひたすら
君が好き 君が好き
その思いさえ捨てなければいつか叶うと信じているんだ
本気で

薔薇百万本分の愛の歌には程遠いけれどボクのこの小さなからだから生まれた小さな煩悩により形になったささやかな作戦に賭けてみよう

はやく バイバイしたい
ひとりのさびしさはもう語り尽くせないほどで本当は本当はね眠れないほどさ

勇気のない意気地なしの自分を蹴り倒してボクは君に花束を渡しにゆくよ
この長い長い夜を飛び越えて
自分ができる精一杯を君に見せたいよ

本当は こんな 夢みたいなロマンスばかり語るけどねつまりは君が好きなんだ
分かってもらえた日こそボクら手を繋げる
だから頑張るよ
捨て身の勇気出して
ない袖も振る覚悟で
ボクは君に言うよ

一生で一度になるかもしれないしその一度の勇気が永遠になるかもしれない言葉を
そんな魔力をもった愛してるを大きな声より大きな気持ちで。

2009/08/15 (Sat)

[21] バースデイ
詩人:どるとる [投票][編集]


僕も二十歳
自分におめでとう

されど
二十歳らしい
二十歳に見合う
心は ここにあらず

それでも二十歳
自分におめでとう

まあね
二十歳らしい
二十歳に見合う
心なんかいいんだよ

二十歳だからと大人と割り振る世の中などくだらないから
僕は二十歳という境界線に関わらず気にしないでいたい

ただ おめでとう
バースデイだから
一つの区切りに
おめでとうございます

ハッピーバースデイ

過ぎ去った日々
これからの日々
すべてにおめでとう

ハッピーバースデイ

本当はアンハッピーバースデイ
それでも目をつむりハッピーバースデイ

僕は涙を笑顔でかき消した
また一つ大人に…
そんな言い方は好きじゃない
二十歳は二十歳でもこれは単なる時間の経過をあらわす区切りという呼び名だ
気にするな
ハッピーバースデイ
僕はただいつものように通り過ぎた
目印を横目にフンと鼻を鳴らした。

2009/08/13 (Thu)

[16] ぶっ壊れた未来
詩人:どるとる [投票][編集]


おとぎ話にあるようなハッピーエンドを期待してたのに
なんだこの未来は
期待はずれだな

このままじゃすべてがぐちゃぐちゃ

絶望に打ちひしがれた期待の消えた未来
まるで明かりが消えたようさ。

2009/08/11 (Tue)

[4] 咲いた 咲いた
詩人:どるとる [投票][編集]


ほら咲いたよ 咲いた
名もない場所に生まれた花が名もない輝きを放って名もない世界の土から芽を出した
そして花になって咲いたよ 咲いた

なんて素晴らしい
始まりは奇跡
終わりは運命
どこかもの悲しい
それでも奇跡
すべては運命

受け入れたとき
変わらないから
受け入れられる
変えられないから
前向きになれる

だから咲いたよ
そして咲いたよ
僕は鮮やかに染まりながら飛び出したのさ

この世界に
びっくり箱より勢いよく
咲いたよ 咲いた
僕って花が
名もないけれど
僕って花が
咲いたよ 咲いた。

2009/08/09 (Sun)
8416件中 (8411-8416) [ << 841 842 ]
- 詩人の部屋 -