ありがとう







どうしてこんな簡単な言葉が言えないのかな

君が飛べると言ったら

僕は飛ぶ


君が行けると言ったら

僕はどこまでも行く


君が消えてと言ったら


僕は躊躇せず地球の一部になって

あなたの幸せを祈るだろう

君は変わってしまったね







僕の知ってる君は

もうどこにもいない…

今日嫌な噂を聞いた





君の嫌な噂…






聞きたくなかった






それがたとえ真実だとしても

僕は耳を塞ぐ

どれだけ想っても



どれだけ愛しても



あなたとの距離は変わらない

何に怒ってるの？





違うよ





本当の怒りの矛先は君に向いてる

泣いた





まだ泣いてる






そろそろ泣きやんでやるか






あれ？おかしいな…
涙が止まらない






友が世界から消えた

今君がこの詩を読んでいる



これも昔から決まっていたことだとしたら？


君が今日何をして何を思うか

明日何が起きてどうするのか



ある日あなたは運命だったと言った



運命…くだらない



例え明日起こることも運命だとしても僕は運命を信じることはできない

今日も通る裏通りにある大きな桜



この桜を去年は二人で見ていた



今年は一人



来年はどうなるのかな


まぁなるようになるか

人々は金に溺れ、金に泣く



金の力に皆負ける



大事な友も金に殺された



金ほど忠実で信用が無いものは無い