[111] 黒さんに会えて良かった。 |
『全て』に投票しました。
レッチリのフリーが「そこには何もなく、静かで、ただ音楽だけがある」と言っていました。
ハーバード・リードの『芸術の意味』の中で、「芸術とは直感だ」と書いてあります。「美しいことが美術ではない、美術でも美しくないものはある」とも書かれていました。
これを読んだとき、自分が楽になりました。
個展は楽しいです。様々な人と交流でき、意見が聞けて。
個展はのほほんとこじんまりとした雰囲気なので、グールドのピアノとは雰囲気が違ったので、今回は流さないことにしました。
自殺について考えると、ときに人は幸福よりも不幸や悲しみに惹き付けられるものなんだと思います。
今、私はのほほんと幸福な気分でいます。一人、個展の会場の中で、自分の作ってきたものに囲まれて、ここまで自分を支えてくれた人達に感謝しています。
そんな風にのんびりと幸せな気分でいます。
黒さんがドイツに行くのは寂しいです。
でも、ドイツに行くことがきっと黒さんの運命で才能なんだと思います。
私は戻って来たヘンテコな恋人と、マイペースに夢を追い続けようと思います。
追伸
私もそろそろここを出ようかと考えています。
[118] 自殺や芸術について少し話します… - 黒
芸術の意味か…。
人の人生…80年、大それた事はきっと私には一生解らないと思います…。 そしてその方がいい…。 多くの動植物達を殺しながら尚も奇麗事を並べる、地球を削り、宇宙すらも人類の為の資源と考える… 亡者の感性すら食い物にし…何事にも答えを求めようとする…。 私は人の罪深さに…人間の為の社会とゆうモノに…全てに絶望していました… 死にたいとも考えたました…。 そして私が二十歳の時です…。少し年の離れた姉が自から命を絶ちました。 姉は優れた演奏者で私の憧れでした。 生まれつきの気性ゆえに人間関係や音楽の持つ孤独に苦しんだのでしょう…。 離れ離れで暮らしていた家族は姉の孤独に気づけなかった…私は一生その事を悔やみます… 当時こそ亡き姉を責めましたが…泣き崩れる母や父を見て私は生きなければと思いました… カートを見ていると亡き姉を思い出します。 更に彼等の場合は死して尚金として感性を蝕まれてゆく…なんとも言えない気持ちになるのです… 罪の中を生きるのは確かに辛い事です。 私の人に対する考えが変わったのかどうかは解りません… けれども多くの美しいモノや楽器や音楽を生み出してきたのも人間だし…。私自身も人間なんですよね… …と私は何を話しているんでしょうね… 良き感性を持ったあなたともっと話をしたかった…最後に溢れ出した私の戯言だと思って聞いて下さい(笑) それでは… 2006/03/17 16:19
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