[341] 深夜に |
真夜中に
きみ亡き事を
知らされて
「落ち着け」と叱った
狼狽えながら
既に亡き
君とも知らず
「元気か?」と
メール送りし
間抜けな男
丸4年
いまだに
どこか遠くから
かけてきそうで
待ってる電話
[343] Re^2: 深夜に - アル
ぼくの父親はお酒が弱い。ビールをスプーンで掻き混ぜて、アルコール分を飛ばしてから飲んでいた。そのくせ、リビングの棚にはナポレオンだのジョニ黒だの洋酒をたくさん飾っていた。 遺伝子的にぼくもアルコール耐性は弱い筈だが、一時期は1日当たり3リットルくらい飲んでいた。一年365日ほとんど休肝日もなく飲んでいたある夜、千鳥足でトイレに入り用を足していたら、心臓がガタンと左右に数センチ動いた感じで体に衝撃が走り、カクンと膝から崩れ落ちそうになるのを、壁に頭をぶつけて身体を辛うじて支えた。冷汗がタラリと額を流れた。 辛い仕事や出来事を酒で紛らせる大人たちをずっと軽蔑していたのに、いつしか自分もそんな大人になっていた。 最近は坐禅と写経が日課になっている。宗教や修行とか、そんな類いのものではなく、気持ちが落ち着くし、新鮮な気持ちになれる。 この先行き不透明な社会で、みんな多かれ少なかれ、得体の知れない不安を抱えながら生きているんじゃないかと思う。精神的拠り所は、自分の外にはない。他力ではなく、自力。不安になったら、ただひたすら無念無想で坐る。人は意外に単純で、精神的苦悩は肉体的苦痛の前では容易く屈服する。試しに100km走ったら、悩みなんて海老のようにスゴスゴ後退りする。 みんな最期まで自力で走り切ろう。 2010/03/04 07:31
[344] お彼岸 - アル 念起こる、これ病なり。 念継がざる、これ薬なり。 詩を読み返すたびに苦しくなる。知っていながら、読んで落ち着かなくなる、酒が欲しくなる。 40分間、目を閉じて坐っている間は、平安でいられる。だけど、一日中そうしている訳にもいかない。お坊さんになろうか、とか時々考える。酒も煙草も止められない、意志薄弱な男なのにね。きみが帰ってきて「もうチョコ食べない」とか宣言してくれたら勝負してもいいけど、ちょうどお彼岸だし。 「その気もないのに、この卑怯者!」って笑い声が聞こえてきそうだ。 2010/04/11 16:06
[347] Re^4: 深夜に - アル
あぁ、俺なにやってんだ。
ただの飲んだくれじゃないか。 もう、きみが知っているアルでもこみねでもない。 「しっかりしろよ」って叱られるよな。 書くことが精神安定剤になってた部分がある。だけど、書きたい事自体がなくなってしまった。詩人の部屋をまた、しばらく休もうと思っている。 2010/06/06 03:45
[349] Re^5: 深夜に - アル
今月一杯で今の仕事を辞める。来月から年内は専門学校に通う。食べるためだけの仕事より、そろそろ人のためになる仕事、社会に恩返しの出来る仕事をしたくなった。
だからと言って、誰かに何かをしてあげるのではなく、自分の行為がそれ自体で完結するような生き方をしたい。見返りはいらないし反応も望まない。一方通行でも後退はしない。 新しい事を始める時に期待と不安は付き物だが、不思議に不安はない。いずれにしろ、敵も味方も同じ人間。生きている限り相手にするのは、自分と同じ小さな存在に過ぎない。 2010/06/29 00:59
[350] Re^6: 深夜に - アル 出来ないことを 嘆いて生きるより 今やれることを ひとつひとつ クリアしていきたい。 凸んがったり 凹んだり 歩いてく道は 決して 平坦ではないけど きみの分までとか 思うことで 少し強くなれる。 這いつくばっても ゴールラインを 越えるから そっちで見守っててくれ。 きみは今も ぼくの胸の内側に 住んでいる。 ありがとう。 2010/07/22 23:52
[353] Re^7: 深夜に - アル 誕生日 おめでたう!なう 2010/10/17 00:53
[355] Re^8: 深夜に - アル 最近やっと哀華の作品を読み返せるようになってきた。詩に目を通していると当時の様々な場面が取り留めもなく脳裏に去来してくるので、一つ一つの作品に纏わるエピソードを思い出すまま投票コメントに書いている。だが、これは哀華のご遺族や友人たちにとって不愉快で礼儀と思いやりに欠ける行為だろうか。自分では判然としないので、もし非礼に当たるとの判断ならば、削除して頂いても構いません。また、読んでいる方の中から不愉快だとの声が上がれば、即座に中止する用意はあります。 2011/02/04 02:41
[360] 6年 - アル 「何してた?」 「天井の染み眺めてた」 今夜は僕が 眺めてる染み 2011/07/23 00:11
[362] Re^10: 深夜に - アル 時々、こんな風に眠れない夜がある。昨日は哀華の26回目の誕生日だった。主役のいない誕生日を7回過ごした事になる。 哀華と知り合ったのは2003年の秋で、彼女が突然いなくなったのが2005年の夏だから、関わった歳月はほんの2年足らずに過ぎない。しかし、もし「経験密度」という指数があったら、家族よりもその数値は高いかも知れない。ぼくが家族と過ごしたのは二十数年間だが、哀華とはその十分の1以下なのに、彼女にしたような働きかけをぼくは家族に対してした事がないからだ。 たった2年足らずだったが、あれほど一所懸命で濃密に流れた時間はなかったし、これからもないような気がしている。 今夜は朝までパターン。 明日は拷問地獄の1日になりそう。でも大丈夫。1日2日眠らなくても人は死なない。 2011/10/18 03:38
[363] 哀華のHP - アル
拠り所が無くなってしまった。
ポケスペのサイト自体がサービス提供を終了してしまったらしい。 迂濶だった。対策を何も考えてなかった。彼女の日記も写メも、もう二度と見ることは出来ない。彼女がいなくなった後のみんなの衝撃も、全部時間と共にあそこに凍結して閉じ込めてあったのに。 …溜息しか出て来ない 2011/12/29 14:19
[364] アル卒業 - アル アルであることを辞めた。でも、これからも君の詩を読み、感想は書きにくる。そのために、アルの登録は抹消せずに残しておく。詩人の部屋が永遠に続く事はあり得ないけど、少しでも長くと願っている。もし無くなってしまったら、哀華はぼくらの記憶にしか残らなくなってしまう。 自然界と精神世界は一つのような気がしている。雨が降るとしっとり濡れた気分になる。一度、降水確率80%の時、青空をイメージしながら般若心経を心の中で唱えていたら、一時的にだが晴れ間が覗いたことがある。とか言うとアタマおかしいと思われそうだが、正解。多分、ぼくは頭がおかしい人だ。 2012/03/04 16:30
[365] Re^12:丸7年 - アル 廃人も 夜半に目醒める 寒き夏 線香焚いて 両手合はせど 2012/07/23 01:41
[366] 帰り道 - アル
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きみに会う前まで 知らなかったこの街も きみに会ってからは 帰りたい街になる きみに会う前まで 聴き流してた歌も きみに会ってからは 口ずさむ歌になる 何が変わったわけでもない 何も変わっちゃいないけど ただひとつ きみに出会えた事以外は きみに会う前まで 知らなかったきみの声 きみに会ってからは 会いたい声になる 淋しい声になる ぼくの特別になる (詞&曲 イシワタケイタ) 2012/07/23 01:57
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