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感想掲示板  〜 記事No.35に返信します 〜

[35] 「喪失ルーツ」 読解と批評
投稿者:遥 カズナ

まずは読解なのですが
この作品
「独白」と言うのが正直な印象で
読んだままなので
解説を付する必要があるのか正直、微妙なのですが

まず、一連と二連から見てみましょう
「君を想って作った歌〜」
「君に似せて描いたこの絵〜」
ここは表現があまりに二次元レベルと言うか
読み手の想像力に頼り過ぎではないか?と思います
例えば
歌とは、どんな音色なのかロックなのか、オペラなのか

絵なら、どんな作風なのか水彩画なのか、油絵なのか

いずれにせよ、詩であるなら
文字だけで
書き手の心情は当然
五感を連想させる、あらゆる手段や、また手法を用いた臨場感が欲しい

読み手にイメージの鍵をしっかり渡すべきでしょう

三連目
「〜僕の辺りで空回り」
この作品の中で、ようやく詩的な部分です

四連目
「君がいない
それが全ての終わりだと
認められない僕の
始まりは一体どこにある」この部分だけを完成として投稿した方が良かったのでは?と思いました


批評ですが

文章から醸す書き手の誠実さに
情景が浮かびあがりそう(三次元的に)で
結局は書き手の感情描写のみに重きがあり
叙情詩としても、読み手の想像力を誘う余地を重視すべき『詩』としては二次元の域に、とどまってしまった作品だと思います


しかし、恐らく
「詩」と言うよりも
「歌詞」を書きたいのでは?と
そんな、私の先入観のつきまとう書き手なので
自信作がこの方向性だとしたら
書き手の狙いは失敗はしてはいないと思います

それでも作者が
「詩」として言い張るのなら残念ながら
まだまだ弱い序章の域だと思います

詩であるなら
どんな文章であれ
立体的な読後感が欲しい
それでも
本作品の方向性で断固として「詩」を目指すつもりなら
文章の量を増やして
もっと感情的に揺さぶって欲しかったと思います

2009/07/09 01:54


[36] Re: 「喪失ルーツ」 読解と批評 - 遥 カズナ
きよたかさんは
ネット上で
「現代詩フォーラム」や「文学極道」を覗いた事がありますか?

私は怖くて、とても飛び込めないレベルの場所です(度胸だけでは自殺行為です)


私を買い被らないで下さいね
鼻糞なんですよ私は
文学とかのレベルではね
2009/07/15 01:58
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