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morning starの日記

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君よ 負けるな!人生は勝利のためにある
2013/07/04(Thu)


人間が持ちゆく 驚くべき能力は
一体いかにして 創出されていくのであろうか。

優れた 創造的な能力は いかにして
人間の精神から 現れてくるのだろうか。

創造とは何か。
新たな価値とは何か。
そして 人間の存在にふさわしい 活動とは何か。

博学の彼方に 幸福があるのか。
無知の彼方には 不幸しかないのか。

怪物の中の 怪物のような人間をば
いかにして正確に 平和へ 幸福へ導くか。
いかにすれば 崇高な魂を持ちながら
生きゆくことができるのか。

学理的な立場の人びとも 答えることができない。
政治家たちにも この難解な質問に 答えはない。

天命ともいえる 諸々の力が 渾然としている
この人間一人ひとりは いかにすれば 仮装行列の彼方の
真実の人間の実体が 見られるのであろうか。

常に 根本的な事実を 考えていこうとする 誠実な人間にとって
現実は ただ悲しげに 希望を求めながらも
恐ろしい葛藤の 人間の流転に 幻滅をするだけかもしれぬ。

何のために生きるのか。
この探究なくして 壮大なる根本的な解決は 永遠に為されない。

あの著名人は 言葉が多いが 行動は少ない。
人間的な現実を 見ているようでありながら
自分自身の生きている実体を ひとつも見ていない。

本来 自由であるべき 自分自身を 自ら牢獄に縛り
苦しみ悩んでいる人の 何と多きことか。

仏法では こう説かれている。
「生涯は いくばくもない。思えば この世は 一夜の仮の宿であることを 忘れて どれほどの名利を 得ようというのか。
また得たとしても 夢の中の栄えであって 珍しくもない楽しみである」

ともあれ人生は より多く 謙虚に学ぶことだ。
向上するために 努力することだ。

自身の存在の意義をば 追究しながら
宿命の限界を 開放しながら
そして寛大な力を 涌出(ゆじゅつ)しながら 勝ち進むことだ。

自ら 処刑台の階段を上(のぼ)ってゆく
傲慢と虚栄の 多くの人間たちよ。

「ほとんどの場合、愚か者は 虚栄心が強い」
フランスの思想家 ルソーの言葉である。

いかなる悪評を 浴びせられても
決して 正義と信念の人には 響かない。

正義への誹謗は 獄中で 自らを鞭打っている
愚かな人間のやることだ。

ドイツの詩人 ヘルダーリンは達観した。
「悪意に満ちた千万の中傷を 世は さがす、徳を おとしめようとして。
嫉みの舌は咬みつくばかりに 嘲弄する」

その多くが 完全なる逆転の 狂気な野獣の魂に成り下がって
憂鬱な嫉妬病の 奥深き病源が治らない 人間どもだ。

ゆえに君よ 断じて 負けてはならない。
人生は 少々の中傷批判などに 驚くよりも
汝自身が 最大の魅力ある 巨体な一生涯を
心豊かに 生き抜くことだ。

形式主義の社会は 真っ平だ。
嫉妬に狂う人間の世界も 真っ平だ。

いかなる悪評を浴びても
疲れを覚えぬ 汝は太陽だと言われる
最も輝かしい 最高位の貴公子として
生き抜くのだ。

生命の深層を知らぬ
浅はかな侵入者に対して
低次元の議論など 全く無駄だ。

君よ 激しく 熱烈に 生き抜くのだ。
燃え上がる 幸福の使命の道を
断固として歩み抜くのだ。
君には 逃げ道はないのだ。
だから君は 強いのだ。
だから君は 卑怯者には
永遠にならないのだ。

アメリカ公民権運動の父 キング博士は叫んだ。
「『昇り続ける』という決意が、
闇を光に変えるであろう」

人生には 幾たびとなく 深刻な危機があるものだ。
その時に 絶望の力に負ける人と
勝ちゆく人との違いは何か。
人生を大きく変えゆく  生き抜く秘術を 握っているかどうかだ!
その秘術も その人の魂のなかに あるはずだ。

君よ!
いかなる残酷な運命に襲われても
暗い空に包まれずに 天にも昇る勢いで
偉大な理想と 勝ち抜く 勇敢な正義の振る舞いで
暴虐の悪魔を倒すのだ!
そこに永遠に 熱い喜びと 涙があるからだ。

「この世で、悪を一掃し、善の勝利を確立するように 努めなさい」と
フランスの文豪 ロマン・ロランは訴えた。

ああ 我らの仲間は愉快だ。
いつもいつも愉快だ。
みな 人生の目的が 一致しているからだ。

我らの仲間は不敗だ。
我らの仲間は 常に勝つのだ。
だから みなが愉快だ。

我らには 嘘つきなどはいない。
否 入れない。

フランスの作家 スタンダールは断言した。
「とりえのない連中だけが、好んで自分たちに つごうのよい嘘をつく」

我らには 虚栄家も 利己主義もいらない。
否 入れない。
みな 人間主義の 誠実にして強き 信念と魂を持っている
仲間であるからだ。

我らの仲間には 笑いが絶えない。
心と心の握手が絶えない。
希望と勝利の船出の 握手が絶えない。

我らの仲間は愉快だ。
勝っても負けても 愉快だ。
否 断じて負けぬ 仲間であるから
愉快だ。

我らは 最後の勝利者が 肩を組みながら 凱歌をあげゆく
永遠の仲間であるから 愉快だ。

偉大な信仰を持っているから 愉快だ。
偉大な闘争をしているから 愉快だ。

歴史に輝く 最善の行動を起こしているから 愉快だ。
我らが至るところの 世界の精神の戦場は
いつも生き生きとして 愉快だ。

君よ
大きな そして新しき目的を 決して忘れるな!
この新しい信念と 歌声を忘れずに
確かなる威厳から 勝利しゆくのだ。

君よ
負けるな!
人生は勝利のためにある。
力強い偉大な勝利を 必ず 勝ち取ることができる。

非暴力の勇者 マハトマ・ガンジーは言った。
「臆病者には 希望はない」

いかなる艱難も 恐れるな!
いかなる暗闇の人間の罠にも 左右されるな!
陰惨なる腹黒い連中に 負けるな!
そして あの気取りの虚栄家に 騙されるな!

君の夢の奥に潜む 正義の信念を
原子の力の如く 発揮していくのだ。

暗い日々のこの社会で 誇りに満ちながら 働き勝つのだ。
重苦しい思想や 頭脳を混乱させる
人間の葛藤などに 目を奪われるな!

君には 至極の勝利の誇りに満ちた 使命があるのだ。
王者のように 一人 悠然と 歴史を築きゆくのだ。

その君の物語は あの苦しい悲劇を 取り除くものである。

傲り老いたる 悲嘆に暮れゆく人生を 横に見ながら
紺碧の高空(たかぞら)の如き 希望を抱いて
孤独の中の魂を 最高に光らせ 生き抜くのだ。

君よ 勝て!
勝たねばならない 使命があるのだ。
その君の使命を掲げ 激しく泣きながら
立ち上がり 戦っていき給え!

暗がりの中で 君を陥れようとする 罠もあるだろう。
中傷し 罵倒しゆく 卑劣な輩もいるだろう。

しかし 君の偉大にして 力強き名声は
命のある限り 永遠に誉れ高く残りゆく!
その喜びを 忘れてはならない。

君よ 苦悩を乗り越えよ!
君よ いかなる苦しき 圧迫があろうとも 苦悩を乗り越えよ!

君の正義の思想を 高めゆくために 断じて 勝たねばならない。

君の大きな そして崇高な目的を 達成するために
苦しい雑草の如き雑音を 愉快に変えていくのだ。

君よ
燃え上がる炎の 勝負の力を蓄えよ!
あの鋭く 恐ろしき魔性を倒すのだ!
この渦巻く社会にあって 無謀な人間たちに
屈服してはならない。

人生 最後の勝利が 真の勝利である。
勝利の王者として 君臨するのだ。
永遠に美しい 思い出を作れ!

あの悔恨と恐怖 そして不安も悪夢も 勝ち倒して
荘重な「われ勝利の王者なり」の自負を
輝かせゆく君たれ!

栄光と賞讃を勝ち取る 至高の人間として
断固として 一秒 一秒を 忍耐強く
歩み抜くのだ!


二○○二年九月二十九日

山本伸一





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