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凪都の部屋
[68]
蛹
詩人:
凪都
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取り留めもなく
時の流れに相を槌つ
音を拾う耳
零して零して
小さくなった落とし者
両腕は
君に残すよ
名前は
置いておくよ
心はあちらへ
捨ててくるよ
君へ口付けた
身体だから
2006/08/15 (Tue)
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