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七緒の部屋


[1] きら、きら
詩人:七緒 [投票][得票][編集]



どうか冗談を

大きく拭ったりして 唇


君は蜃気楼にあこがれて
いつか果てしない海を泳ぐかもしれない

僕もロボットになりたくて
身体に刃を入れるかもしれないよ

はりつめた我慢をする
切ないね 気付けない事

大声を出して 君がはっとしても
僕にはもう為す術がない


悲しみを 消すのかい
こんな場所まで 来てしまったのに

いくら電話を 待っていても
ここには誰も 来られはしないよ


さようなら
嘘つきね

僕は 少しだけ怖じ気づきながら
ああ わかってるごめんな
愛してるよ



どうか 喝采を

君のためだけと 胸を張れる唄を



ねえくだらない
世間話はもうやめにして


小さく微笑ってみたりして 唇







2010/11/09 (Tue)

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