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ジャガーの部屋  〜 投稿順表示 〜


[239] 出会わなければ
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もしも君に出会わなければ

こんなに胸が苦しかったり

こんなに将来に悩んだり


なんて毎日だろう


君が側にいないのが

淋しくてたまらない




もしも君に出会わなければ

しょーもない誰かと恋をして

くだらない歌を歌って

アホ丸出しな別れ方をして

しょーもない人間になってたかも





君と出会えたから


こんなに気持ち良く歌える



ごめん

自分勝手だけど

君は僕の未来だ



僕の我が儘な夢を

一緒に築いて欲しい





わかるかい?

全て

君に出会えたからなんだよ

 

2009/09/29 (Tue)

[240] 愛の正体
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何故君を愛したのか


そんな事もわからない


主義も思想も知らない

知らなくていい



はっきりとした痛みが


この胸の中に在る




それだけでいい





そもそも"愛"を語れない

定義もないものを

自分なりの解釈で

説明もできない



説明できなくていい



はっきりとした輝きが


この胸の中に在る




それだけでいい




 

2009/09/29 (Tue)

[241] 愛の正体(弐)
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それを

誰かは本能とも言い

誰かは運命とも叫び

誰かは青春と呼び

誰かは幻と吐き捨てる



このいずれかであり

もしくはどれでもあり

否どれでも無いかもしれない






周りの承諾もいらない

愛の証明書もいらない


これが愛じゃなくてもいい





僕ら二人だけが

感じていればいい




永い間忘れてたふりしてた

トラウマでトレモロ

やっぱり君だったんだね



再び、確かに鼓動が鳴った

矛盾はやはり

また生まれた




僕と君を伝う想い

今はそれを

愛と呼んでいるだけ



 

2009/09/29 (Tue)

[242] 真実の枕と嘘つきの僕
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時計のベルが鳴った

僕は寝起き

君を待たせてる




永い間寝てたみたいだけど

どうしてか目が覚めない

枕元になにか落ちてる




満たされたいのはわかるのに

どこをどう満たしたらいいのか

自分の事なのにわからない



わからない

わからないふりした



そんな数年でした







今も





はっきりは言わない


はっきりは言えない


胸が苦しくて愛しくて


君と生きて行くのに

僕は強がりのふりをする




満たすべきものが見つかって


今度は君の番



答は全て

あの枕の中








時計のベルが鳴った

僕は寝起き

君を待たせてる





 

2009/09/30 (Wed)

[243] 逃亡者
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逃れ逃れ逃れ

縄張りはどこだ

自由はどこだ

考えた時から

始まっていた




確かに在った

居場所を放棄して

あの人に捧げるのさ

胸の奥の奥の奥の方



聴き所なんか

それくらいしか無い

愛に囚われた罪深き少年




窒息しそうな程

息苦しい闇が続いた

しかし確かに在ったはず

遠く霞む光

正体も知れぬまま

ぼんやり見ていた




間に合わなかった

究極の選択

残された道を

突っ走るしか無い と

孤独の音 悲鳴みたいに

撒き散らして




それは罪

貴方を苦しめて

歪んだまま目を背けた

埃が舞って
光は閉じて
外は微かに
嵐の唸る声

遠ざけて
諦めて
せめて殺して
望みを断って

二度と会えないように と




三回目の夏

梅雨上がりあたりは緑

空は自由の向こう

遥かに吹く風が

貴方へ届きますように

あの時と変わらぬ胸の内で

愛してもいいですかと





逃れ逃れ逃れ

縄張りはどこだ

自由はどこだ

考えた時から

つまり始まっていた



 

 

2009/10/01 (Thu)

[244] 思考そして〜
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プライドも信念も
ストレスも邪心も
嫉妬も冗談も
思想も主義も
涙も夢も愛も
血も肉も脂も
全部ごっちゃにして
交ざった色が今の俺


濁り濁った矛盾の色



鏡を覗くたび

無様で醜い模様

うつろな視線が

向かった先は

あそこ

俺の脳が

降ろした決断は








無茶苦茶に掻き混ぜた



白黒の過去
空白の時間
嫉妬の悪夢
友情と偽善
偶然と必然
真実と虚像

あなたとわたし



酔った感覚と捕らえた
的確過ぎて笑った
夢中になって嫌った
夢中になって愛した
はがれ落ちた皮膚
こぼれ落ちた内蔵
呪われた天気
音楽とビジネス
大人の甘い罠
手を引き合い群がる
横断歩道で見えた
退屈と誘惑と
孤独との死闘
逃走と自虐

繰り返し聴いた
あの曲をまた聴く

だんだん濁ってきてるが
やはり渦巻いてる




鏡を覗くたび

無様で醜い模様

うつろな視線が

向かった先は

あそこ

俺の脳が

降ろした決断は






 

2009/10/03 (Sat)

[245] 〜消えなかった痛み
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つまりそれを選ばなかった




そこには理由があり

そこには何事かある






あなたには

明るい未来が見えますか?

どんな未来ですか?

そこにわたしは映ってますか?



本当に望むものはなんですか?






いくつもの矛盾

つまり両方を称えるほど


この胸はその度に

激しく痛み

苛立ちとして

自我を崩壊させてゆく




ひとりぼっちがやはり辛い



あなたはわたしを

愛してますか?

 

2009/10/03 (Sat)

[246] 夢心地
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いつもいつも一緒だったね

涙も隠せないくらい

わがままでもかまわない

二人だけの世界だったね




はがれ落ちる事の無い

夜空の確かな黒さを

「好きな色に染めたい」と…


君の瞳を覗けば覗く程

言葉さえいらなくなっていた






いま、

月が調度隠れてるから

こっそり泣いてみようかな


なんて

もうすぐまた

逢えるはずなのに

今更、想い夢心地





外は激しい雨なのに

傘も持たずに来てくれたね

「馬鹿みたい」

抱きしめて

びしょ濡れの髪を撫でたね




鳴り止む事も無い

確かな君の鼓動を

「それでもひとつになりたい」と…


君と体温を分け合う程

言葉さえいらなくなっていた




いま、

月が調度隠れてるから

こっそり泣いてみようかな


なんて

もうすぐまた

逢えるはずなのに

今更、想い夢心地




ねえ、

月がずっと夜空に在るように

僕らも出逢ったのならば


それは


変わらない光と

いつか君が話した

"運命"だったと

そう信じてもいいかな




なんて

もうすぐまた

逢えるはずなのに

今更、想い夢心地




 

2009/10/03 (Sat)

[247] 死神
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なんてこった

こんなにも脆く

こんなにも軽い

こんなに情けない

築いた数年の領域



友情はなんなく

信頼と崩れた

理屈はあっけなく

矛盾と壊れた



ただただ

胸が痛くて

ただただ

ひとりの人が愛しい




僕の脳みそは

あの時から

全てを決めてしまったみたい




確かな痛みを抱えながら

定義無い不確かなものを

貫き通す事





とにかく君が

死神に見えて仕方無い







何故もっと早く

出会えなかったのだろう




後悔はいつも君から始まる



 

2009/10/05 (Mon)

[248] パンドラ
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主導権は君が握る

いつだってそうだった

僕は囚われてるだけ




これは神が下した罰

そしてもうひとつの





許せない事だって

許してしまわなきゃ



恨めない

掴めない

しかし離せない





開けてはならぬ
知ってはならぬ
それは災いのもとぞ

欲張りこそ知りたがる
そして盗人猛々しく
意地を張り馬鹿を見る




秘め事





こじ開けたくて

たまらない

パンドラの箱



 

2009/10/05 (Mon)
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