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意味も無いのに
涙が溢れるのだ
愛だもんな
やっぱ愛だよな
強くなれるかな
時間と争う事を
放棄してしまおう
信じ抜くよ魂を
頭じゃなくここで
手を当てて響いている
胸の中のリズム
開放しようよ
自由なスピードで
無くした物は
これだったのか
幼い頃 憧れた強さ
意味も無いのに
涙が溢れるのだ
愛だもんな
やっぱ愛だよな
強くなれるかな
急く事など無いのだ
全て変わってく
退屈だった毎日が
今となってはホラ
大切な思い出になってるように
無くした物は
これだったのか
幼い頃 憧れた強さ
意味があるように
涙が溢れるのだ
愛だもんな
やっぱ愛だよな
強くなれるかな
ゆっくりと
ゆっくりと
貴方を想い続けるままに
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外は雨
空は黒い曇の色
薄暗い部屋びしょ濡れの僕
そして君の携帯電話
ベランダには誰か
身近な人の影が見える
敷いたままの布団は
湿気で薄汚れている
何処かに行かなきゃいけないみたい
時計はとっくに10時を過ぎている
外は雨
空は黒い曇の色
薄暗い部屋びしょ濡れの僕
そして君の携帯電話
学校に行かなきゃいけない
コンビニを横切るいつもの通路
いつも一緒だったあいつとはケンカ中で
先生に目をつけられてる
外は雨
空は黒い曇の色
薄暗い部屋びしょ濡れの僕
そして君の携帯電話
君はお風呂上がり
美しくタオルに身を包み
静かすぎる薄暗い部屋
誰も笑ってはいない
帰るのかい?
帰らなきゃいけないのかい?
もう少し君と話したかった
外は雨
空は黒い曇の色
薄暗い部屋びしょ濡れの僕
そして君の携帯電話
目が覚めて
気付けばいつも通り
学校などとっくに無い
少し感傷に浸った後
小さくうなずいて…
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ひたすら繰り返す惰性の日々に
このピストルで終止符を打つのさ
何処を狙えばいい?
足元か頭か心臓か
なるべく痛くないように
引き金に指を掛け
ずっと求めたのは
下らないモノでした
一瞬の痛みのその後に
こだまする音が心地よかった
結局僕ら誰かの愛に導かれて
手をひく後ろ姿は
君か親友か肉親か
それとも僕なのか
何処へ行くんだろう
本当に求めたかったのは
最後までわからないままで
銃声に驚いた満月が
僕を唖然と見下ろしている
ずっと求めたのは
下らないモノでした
一瞬の痛みのその後に
こだまする音が心地よかった
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未だ続いている
曖昧な愛で
鬼ごっこみたいに
激しく痛んだり
忘れそうになったりを
繰り返している
それはタッチ
君の心に触ろうとする
それはタッチ
繋がれない手と手
背中合わせの夜
見当違いの探し物
ひたすら探してる
命くらいに
大事な物なんて
容易くは見つかんない
そしてタッチ
僕の心に触ろうとする
それはタッチ
繋がれない手と手
振りかざすこの両手は
どうせ退屈を持て余すだけ
気付けば足元は無駄な物ばかり
そして繰り返してく
それはタッチ
君の心に触ろうとする
それはタッチ
繋がれない手と手
何かを掴むため
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コーヒーを飲み干した
こりゃオレンジのタバコ
やっぱ夜だよな
目茶苦茶になった僕ら
あのソファー
コロンとだいぶ後ろの道に
夜のまま置いてるはずだ
いや違う
しつこい
へばり付く
外は何色だっけ
あれは誰だ
あれは君か
こいつは俺か
他人の味がした
吐き気がすんだ
夏は暑かった
あぁ…そうか
海の匂いに似てる
裸の背中
日焼けしてた
君とは行ってないけど
俺も日焼けしてた
凄い楽しかった
愛してた
悲しかった
なんでかな
やっぱ離れるのが
いや違う
しつこいってば
へばり付く
へばり付く
外は何色だっけ
吐き気がすんだ
あぁ…思い出した
折り畳み式の
水色のソファーだ
涼しい色
冬は寒かった
確か君はいなかった
誰もいなかった
それで良かった
なんで?
うるさい聞くな
悲しかった
応えるな
離れるのが?
いや違う
だからしつこい
外は何色だっけ?
そうだ海の匂いだ
皮膚の味
愛してた
チェリーはいない
何故?
殺された
誰に?
知ってるだろ
知らない
嘘つき
うるさい!
なんでかな
吐き気のする景色って
外は何色だっけ
本当しつこい
他人の味だった
コーヒーを飲み干した
こりゃオレンジのタバコだ
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ノコギリ ギザギザ
ノコギリ ギザギザ
頭のあたりから
カタマリ ガリガリ
カタマリ ガリガリ
ほじくり出して
耳の回りは
笑い声
楽しそうな人達の
笑い声
あしおと カツカツ
あしおと カツカツ
無数に鳴ってる
ムシムシ ゾロゾロ
ムシムシ ゾロゾロ
並んでいるのか
気付けば群れに
飛び込んでた
急ぐ速さ 同じ顔で
飛び込んでた
ハリガネ グルグル
ハリガネ グルグル
痛い 痛い
ハリガネ グルグル
ハリガネ グルグル
もがく もがく
カタツムリ グウグウ
カタツムリ グウグウ
隠れんぼ
チクタク カチカチ
チクタク カチカチ
周っているのか
頭の中で刻々迫る
時限爆弾だそれは
刻む毎に奪われる
時限爆弾の音だ
ハリガネ グルグル
ハリガネ グルグル
急かす 急かす
ハリガネ グルグル
ハリガネ グルグル
ひどく 窮屈
ノコギリ ギザギザ
ノコギリ ギザギザ
頭のあたりから
カタマリ ガリガリ
カタマリ ガリガリ
ほじくり出して
気付けばここは
群れの外
気付かれる事無き
群れの外
カタツムリ モソモソ
カタツムリ モソモソ
時間も忘れて
カタツムリ モソモソ
カタツムリ モソモソ
隠れんぼ
耳の回りは
雨の音
楽しそうに単調な
雨の音
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なんていうか
うまく言葉にできないけど…
まぁうまく言葉に出すと怒られそうだ
この胸ん中の黒い黒い霧
全部の原因は
自堕落な俺なんだなぁ
ストイックな世の中だと思うんだよね
特に仕事に対して
異常な程。
怒られるのが凄い嫌いなんだ俺
本当は自由なはずなのに
皆あきらめて…
なんていうか
やっぱストイックなんだよな
生きる事にも
普遍を求めたのは
俺に降り懸かる否定の言葉から身を守るためだったんだ
なんで普遍かっていうと…
万能だと思ったから
なんかね
ハッキリ言葉には出来ないんだけど
まぁハッキリ言うと怒られるだろうし
この胸の中の黒い黒い霧
全ての原因は
この押さえ付けの環境なんだよな
自堕落な俺ならなおさら
そうそう…簡潔に一言でいえば
自由に楽して生きたい
そこからの死に様なら納得して死ねるわ
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何も起こらないまま
日常にぶら下がって
流れ行く人の群れを見ていた
何も起こさぬまま
日常にブラりんこ
止まらない人の群れを見ていた
終わらない物と思ってた灼熱の感情は
噴火を止めて
大きな穴を残して
やけに静かになって
動き続ける歯車から
抜け出したくて
自由が欲しくて
自由は孤独で
孤独は嫌いで
そう
実はもう
何も望んでないのかも
何も起こらないまま
日常にぶら下がって
流れ行く人の群れを見ていた
何も起こさぬまま
日常にブラりんこ
止まらない人の群れを見ていた
何も起こらぬまま
何も起こさぬまま
何も言われぬまま
何も言わぬまま
何も叶わぬまま
何も望まぬまま
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このまま
なんだかこのまま
会えない気がするんだ
涙は勲章?
塩味の勲章?
こんなものいらねぇ
笑えばいいと
どれだけの時間を
無駄にしたか
腹抱えて
ひとしきり笑った後の
虚しさが…
愛しいと懐かしむ
静寂の閉め切った部屋
今日も夢と戯れる
何もかもを止めて
君の隣で眠ったまま
ひとしきり
眠った後の
虚しさが…
おかしいと懐かしむ
開放のまぶしい部屋
今日も人と戯れる
何もかもを笑って
何事も無かったように
ひとしきり
笑った後の
虚しさ
愛しいと懐かしむ
静寂の閉め切った部屋
今日も夢と戯れる
何もかもを止めて
甘い体温に浸かったまま
眠ってる
眠ってる
眠ってる…