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ジャガーの部屋  〜 新着順表示 〜


[144] 愛と本能と純情
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もう誰も愛したくない




そんな気持ちわかるだろう?





そもそも愛ってなんだい?





そんな気持ちわかるだろう?











誰にでも体を安売りするような奴が愛を語る



ひとりの人間しか興味無いような奴が愛を語る











こんなにも単純な答えに頭抱えて絶望して


とりあえず我々は生物だから


ただただ

本能に翻弄される

愛って言葉でそれを

ごまかしている












別にそれ自体否定してるんじゃない




嫌いなんだ嫌いなんだ

醜く見えるから
意地になって"俺にはいらない"って怒鳴ってるんだ









セックス依存症の奴が愛を語る


セックス嫌いの奴が愛を語る










こんなにも簡単な問題に眉毛を寄せて困惑して


あがいても我々は生物だから


ただただ

純情に翻弄される

愛って言葉がそれを

複雑に混乱させる




ただただ


本能に翻弄される


愛って言葉でそれを


ごまかしている






ただただ


やりたいように


やるだけ




ただただ


成して成るだけ



2008/03/13 (Thu)

[143] 消しゴム
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たぶん消すつもりかな






もっと愛してる人に全部ゆだねて




やがて僕の事思い出さなくなって




だんだん忘れていって




僕は君にとって誰でも無くなって




僕が消える









僕が消えるよ



ねぇ僕が消えるよ











必死に消しゴムでこすったら



いつかは消えて






消し後が滲んで


汚れてわけのわからない数ページ






ぼんやりと浮かぶ



誰かの顔














結局消しカスが散らばって




机の上を汚してしまうんだ



2008/03/13 (Thu)

[142] 欲張りな俺
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食欲はハンパない



強欲で欲求不満な俺



腹が鳴る



美味いもんを探す



欲張った挙げ句は







自炊





自炊最高ですよあれ


財布との相談は手短に


結果に尾を引く事も無いですからね





自炊最高 自炊最高



上京して約二年


ほとんど自炊しかやってない





果てしない欲求不満



炊飯器に身を任せ



二合のお米

一食で食す!




おかずは一品


おかずっていうか


むしろ丼物だから



二合分の米の上に

日毎違う物をぶちまける


三百円以上は絶対にかけない


むしろ米以外なら

百円以内がほとんど






お菓子代の方が遥かに使ってる




満腹しても満足じゃない


お腹いっぱいでも


何かが満たされてない



だからお菓子代の方が遥かに使ってる





食べまくる食べまくる


食べまくる食べまくる


食べまくる食べまくる


食べまくる食べまくる食べまくる食べまくる食べまくる食べまくる食べまくる食べまくる










それでも全く太らないのは
俺の体はまだまだまだまだ全然満足してないからなんでしょうね



むしろ年々痩せてるし
便もあまり出ないし


まさか病気!?









あらら

また腹が鳴ってる




2008/03/06 (Thu)

[141] 君色
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なるべく近付かぬよう

なるべく遠すぎぬよう



絶妙な距離感で


開いた距離は



時間がさ迷う

空間が歪む




それは藍色






雨が降った

太陽は隠され

地面は濡れ



真っ直ぐの道

過ぎ行く車の音

雨の落ちる音


一瞬だけ
「あれ…何処へ向かってるんだっけ…」

























時間がさ迷う





空間が歪む






それは藍色












雨上がり


空にかけた虹




あれは藍色




2008/03/06 (Thu)

[140] 東京
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システム的にはかなり効率的な仕様さ

ワイルドでドライ
それでいて真面目



空気はあいにく排気ガスと渋滞した人間の匂い

マイルドでは無い
この辛口の煙そっくり




100人100色にはとても見えない

見渡せばアホみたいに人だらけ
孤独感、圧迫感、

ここは東京





高い空が近くなるくらい

あの向こうから見下ろしたら

気持ちいいんだろうな


遠きふるさとを思い出して

奇妙な完全さを色濃く浮かび上げる






人間的にはどうなんだろう

だいたい個人主義で
プライドが高くて


一部は人間的愛に飢えてるように見える

それを覗くため
わきまえるモラル




とりあえず100人100色にはとても見えない


見上げればアホみたいに高くそびえ立つビル
威圧感、圧迫感、

これが東京





あの空はやけに遠く見えて

人間は飛べやしない

それをさらに思い知る


遠きふるさとを思い出して

奇妙な不完全さを色濃く浮かび上げる




ここは東京




高い空が近くなるくらい

あの向こうから見下ろしたら

気持ちいいんだろうな


遠きふるさとを思い出して

奇妙な光景を色濃く浮かび上げる


2008/02/29 (Fri)

[139] 午前零時のひかり
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満月の夜は
静けさを騒がせるから

暗闇を抱いて
解け合うんだ
眠っているのかな



何故…意味を成すことも無いのに

何故…月は僕の事を照らすの

何故…離れてしまう運命だったのに

何故…出会ってしまったのだろう



午前0時君を浮かべた夢の中へ飛び込んだ
言葉は優しすぎて…
また夜が終わる前に
朝が迎えにくる前に




ただの…星空になった
あの誓いはまだ時にきらめいて

痛みを知ってるように
柔らかい風は
少しだけためらうみたい


何故…夢で会う必要など無いのに

何故…日々は僕の事を離さない

何故…意味を成すことも無いのに

何故…忘れられないのだろう


螺旋の夜永遠のように
永く時を呑み込んだ
心はたどり着けなくて
また夜が終わる前に
月の光を嫌わぬように

午前0時明確になって胸の中に響く痛みは
愛という名の光で
意味を持って今想って
それを失わぬままに
新しく歩けるように
朝が迎えにくる前に



2008/02/26 (Tue)

[138] タイムスリップ
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妙に大人になった僕らは


もしも今会えば


タイムスリップしたみたいになりそう



変わらない懐かしさと

変わってしまった虚しさで

変な気持ちになるはずさ




ねぇ望んだ未来は

手に入れたかい?

あの頃の僕はこんな時間が訪れる事なんて

考えてなかったよ

良くも悪くもね






地平線も見えないくらい

建ち並ぶ家やビルの向こうに

昔と変わらない夕日を見つけた途端に

暖かくて優しくて

気付けば熱い物が目を濡らしてた


何も変わらない物なんて

どこにも無いと思っていたよ

切ない想いを何度も諦めたのは

残酷な時の流れに

あまりにも怯えていたからなんだよ





いつかまた会おう

この夕日の下で


切ない想いを何度も抱きしめた

自分にも君にも正直になりたいから



2008/02/21 (Thu)

[137] 聴かせた想い
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君には届いてますか僕のメッセージ


懐かしい歌もあるよね


ただの飾りじゃない本音を感じてますか


言葉の奥に広がった景色が見えていますか






本当に世界一愛してるから…この歌は"愛の歌"

僕らにはずっと止まない雨の音が聞こえていないかな…"この雨が上がったら"

愛する幸せって切ないのは君が教えてくれた…"涙に誓いを"

"メロディ"奏で続けて

"夜の虹"は藍色に姿を変えました

"Answer"…君は見つけたのかな

起きたら君がクマまさん抱いてた…僕はスリーピングマン

"波紋"が届いてますか

迎えに行くよ"地上を越えて"

青いソファが部屋にあった頃はグリーンデイズ





聴いていますか…全部君の事なんだよ





いつかCDプレイヤーの声じゃなくて


あの頃より歌がだいぶ上手くなったからさ

今度は生歌で聴かせたい




音になった僕らの思い出


どうか

拾って下さい



2008/02/16 (Sat)

[136] 聴かせたい想い
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新しい曲があるんだ

君といない間


音符に載せた言葉達がいるんだ

一番聞かせたいのは君なんだ





傷だらけ、残酷で無邪気な愛しさは"チェリー"

"蒼い放課後"…それは学生服の二人

何年たっても止まない"フラッシュバック"



"永い夜を越えて"星になりに行くのさ君を連れて

新しい願い事、たとえそれが過ちでも…"シェイク"

雨が降れば君を想う…"blue rain"

海の向こうに消えた君を探して…"黒波よ静かに"
二人でひとつだった"こころの形"

思い出も僕らも…何もかもを包んでしまう太陽は"金色"





まだまだまだまだ…



本当にいっぱいあるんだ





君には一通も手紙は返さなかったね


ごめんなさい



その代わり歌い続けるよ

音符に載せたラブレター



どうか

拾って下さい



2008/02/16 (Sat)

[135] ドア
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冬の終わりに



ふと明かりを灯して



冷えた空気と


泣き虫な顔を


温かく赤く染める






思いだしているのは


二度と無いくらい愛しい日々


忘れる事もできぬまま


布団の中残り香を抱く






朝 目覚める度聞こえるメモリー

純情をさらけ出して止まない


誰かが待ってそうなドアの向こうには

今も愛しさを抱いた僕がいるんだろう







壁をつたう
視界を失ったように



手に繋いでた温もりを探してる



胸を突き刺したナイフが



こんなにも大きかったなんて…






微妙なプライドで何度傷つけただろう


今の僕はどう映ってるんだろう






夜 眠る度奏でるメモリー

純情を抑えつけて止めようとする


気付いたら帰ってしまってたドアの向こうは

あの夜みたいで



朝 目覚める度聞こえるメモリー

純情をさらけ出して止まない


誰かが待ってそうなドアの向こうには

今も愛しさを抱いた僕がいるんだろう





2008/02/15 (Fri)
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