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ジャガーの部屋


[121] 天の邪鬼
詩人:ジャガー [投票][編集]



天の邪鬼 言葉を返す


流れに逆らって我を灯す


ひとりきり それでも返す



夢の終わりと


愛を押し殺してもいいと

思っているから…








日々よどこからが

嘘で本当の事だろう


遠く…遠く

離れてくものだから



黒く塗りつぶす

無邪気過ぎた面影と


遠く…遠く

憧れたものを




君は景色になって

僕は何処へ行くんだろう


青くまた晴れたなら

矛盾する言葉も消えてくのに…







天の邪鬼 満ち照らす月


夜にぶら下がって我を灯す



ひとりきり 夢見心地の


日々を鼻で笑って

君を忌み嫌ってもいいと思っているから










君は景色になって

僕は…ここにいるんだよ


青くまた晴れたなら


矛盾する言葉も消えてくのに…





天の邪鬼 言葉を返す

夢の終わりを振り切って歌うよ


ひとりきり それでも笑う









天の邪鬼 愛しています



日々を思って

愛を押し殺して…



それでもまだ

君を想う





2008/02/03 (Sun)

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