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ジャガーの部屋


[250] シンボル
詩人:ジャガー [投票][編集]

やけに遠くなった

都会の景色

わけも無く働いてた

モノクロの日々



僕は被写体を失っていた




必死にもがきながら

飼い慣らされる寸前

我に帰ってまた飛んだ



なんて実はすっかり…




都会の煙に紛れて

黒く染まった

平和のシンボル



塗り潰したみたく

皮肉にも都会の空に

よく似合う





あんな真っ黒なキャンバスに

僕が描けるものなど

彩りたい色など

実は無かった




藍色には皮肉にも

涙がよく似合う





僕が書いた曲

全ては君のために





テーマはやっぱり愛






藍色の空に守られて

滲んだ君の"涙"が

何よりも美しかった



 

2009/10/06 (Tue)

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