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ジャガーの部屋


[266] カルマ
詩人:ジャガー [投票][編集]

もしこれが

君の言う通り運命だとして



それなら僕らは

何故こんなにも

遠回りしたのだろう



本能のように

刻まれたまま





君と歩くカルマの坂

冷酷で静かな

痛みをそっと連れて




理屈はただ

意味を成さず

ひっくり返せば

矛盾が散らばる




生きる意味も

過去も未来も無い

宿命とも言わず登る坂




根拠はいらない

死ぬ程の痛みも

知っていた




ここには君がいる






身も心も

傷だらけ


それでもやっぱり

あまりにも

君が愛し過ぎた



 

2009/10/17 (Sat)

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