降る 降る 降る永い夜に刻まれた理解と痛みに苦しみながらそれは直結しそうでも離れていて意味を成す場所へ導かれて眠る「もしかしたらあの部屋はまだ空き部屋かもしれない」そんな事も考えながら過去と未来と今の時間の狭間に耐え忍ぶ降る 降る 降る誰かの悲しい歌が聞こえる恐ろしい道の上そのもっと上の広過ぎる空始まりの合図は終わりの合図一瞬 躊躇した僕の真上にただ青暗い空が広がっていた
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