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ジャガーの部屋


[348] 跳べない
詩人:ジャガー [投票][編集]


何と言うわけじゃなく

ただ繰り返してきた

自問自答にも似た

言葉の羅列を



光は本当に届くだろうか

こんなに汚れた壁を突破って



探し物はやっきになる程

上手く隠れてなかなか

見つけられない


疲れてふと立ち尽くした時

窓に映った孤独な男が見えた



また今日もひとりで

楽しんでいるのかい

何者とも名乗らないで

傍観を決め込んで

背負ってきた物投げ捨てて



何にしがみつくわけでも無いのに

この身体は

やけに重い


この場所はこんなに高く見下ろせるのに

あの空が

やけに遠い

やけに

遠い





 

2011/03/18 (Fri)

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