何と言うわけじゃなく
ただ繰り返してきた
自問自答にも似た
言葉の羅列を
光は本当に届くだろうか
こんなに汚れた壁を突破って
探し物はやっきになる程
上手く隠れてなかなか
見つけられない
疲れてふと立ち尽くした時
窓に映った孤独な男が見えた
また今日もひとりで
楽しんでいるのかい
何者とも名乗らないで
傍観を決め込んで
背負ってきた物投げ捨てて
何にしがみつくわけでも無いのに
この身体は
やけに重い
この場所はこんなに高く見下ろせるのに
あの空が
やけに遠い
やけに
遠い
2011/03/18 (Fri)