まだ舞う残りカスみたいな気持ちが声になれないまま息を吐いて熱になる知らないそうもう見えない痛みなんかとっくに慣れたはずだろうこんな時にさえろくに男を演じきれないで…くだらねえ今ほら月が曇に飲まれてわずかな明かりさえ消してしまってまた今日が終わるなあ新しい明日へかきわけてみせるさあの人が今夜誰に抱かれていたってそれが どうした
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