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ジャガーの部屋


[37] 恐怖と夜と僕
詩人:ジャガー [投票][得票][編集]

実際どうなのですか?
僕は売れますか?
実際どうでしたか?
僕は甘えてました

塞ぎきれない恐怖を
生きているというのなら
何を求めてきたかなんて
恐怖のためでしょうか

終わらない恐怖の夜
目を閉じて浮かびあげる
未来を詮索するかき回す

誰のためでしょうか?
僕のためなのですか?
それなら僕が死んでも
僕の勝手でしょうか?

奪われる自由を片隅に
期待して待っているのに
いつまでも不自由を抱え
なんのための今ですか?

終わらない恐怖の夜
目を閉じて浮かびあげる
未来を詮索するかき回す

終わらないジョークの雨
目を濡らしてごまかす
未来をぼかす逃げ回る

目がくらむほど
溜め息を繰り返す
目の前に広がった
坂道は混雑してる
太陽と背中合わせに
うつむいたまま…

終わらない恐怖の夜
目を閉じて浮かびあげる
未来を詮索するかき回す

恐怖を…


2006/06/15 (Thu)

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