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しゅんすけの部屋  〜 投稿順表示 〜


[1] 黒3 幸福論
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光の中にある大きな闇を

最初に見つけたのは

たぶん俺だろう

眩しいからって目を逸らさなくて

本当によかった

2004/11/01 (Mon)

[2] 自我
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決める事に意味を感じない

絶対なんて有得ないから



言い訳

約束する事に意味を感じない

言葉だけでは縛れないから



言い訳

他人の助言に意味を感じない

俺は俺だから



言い訳


逃げ続ければいい

何時か疲れた時にまた言うのだろう

「しかたないさ」

2004/11/01 (Mon)

[4] 卒業
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建設的な思考も情緒的な言葉も

なにもかもを吐き出した

傷つけたかったのは

誰なんだろう

守りたかったのは

なんなんだろう

低い自尊心と

不安定な言葉

それらは哲学となって

ウソでもホントでもない曖昧な意味を示す

気がつけば

すべてを傷つけて

すべてを投げ出して


逃げているのかもしれない


でも今はこうしていたい

2004/11/02 (Tue)

[5] 卒業
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建設的な思考も情緒的な言葉も

すべて吐き出した

人が好き

人が嫌い

どっちも本当

隠れることも逃げる事も

すべて意味を成さなかった

老兵は死なず

ただ

去るのみ

2004/11/02 (Tue)

[6] 宣誓
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定例行事の成れの果て

盛者必衰の響きあり

諸行無常の理が

萎えた野心に火をつける

まだまだ終わりじゃねぇんだよ

いつか絶対見せてやる

ここがすべての始まりだ

2004/11/02 (Tue)

[7] 不安定
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土台が人じゃあしかたねぇ

でもそれより丈夫なもんなんて

しらねぇんだ

2004/11/02 (Tue)

[8] 悪意
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空高く

曇り一つなく晴れ渡ったそんな日

透明な鈍器に撃ちひしがれて揺れる世界は

まだここに生まれた悪意を知らぬ

誰かの意思によって作られた時間を

何の疑問も持たずに横行する事が

幸だというのなら

これほどまでに屈辱的な生などあるものか


壊れてしまえ

跡形もなく

こんな世界など

2004/11/03 (Wed)

[9] ホテルチェルシー
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夢を見るにはお金が足りない

現実を語るには夢が足りない

上手に笑うには君が足りない

いつか俺も

家じゃ笑わなくなるんだろうか?

明日へ行くには

昔が足りない

2004/11/03 (Wed)

[10] 展開
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未来が本当に予測のつかないものならば

十年後なんて

明日と変わらない

明日なんて

一時間後とかわらない

2004/11/03 (Wed)

[11] 隠れんぼ
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一体何から隠れているの?

誰もお前を探してなどいないのに

一体何から隠れているの?

ほんとは見つけて欲しいくせに

薄っぺらな言葉を並べて凡てを悟ったような顔をして


そこにいればいい

いつまでも

そのままで

2004/11/03 (Wed)
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