詩人:しゅんすけ | [投票][編集] |
生や死に意味なんて無い
だって莫大な科学反応の結果だから
愛や憎しみがある事に意味なんて無い
それは不快感や快感の積み重ねによる錯覚
争いが絶えない事を嘆く必要はない
僕たちは誰も殺さない
永遠が無いなんて、それ自体ナンセンス
だって端からそれは幻想
教えてあげる
神様なんていやしない
君が頼るのはそんなものじゃない
僕だけでいい
ほら?
神様なんかより
ずっと優しいだろ?
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堕落と快感
紙一重の裏の味
普遍的で無い事は百も承知
だからなんだと言うんだ?
自己満足の何が悪い?
そこら辺にゴロゴロしてるじゃないか?
欺瞞に満ちた傲慢な言葉は許されると言うのに
内向的なファシズムは赦されると言うのに
少しズレてしまっただけじゃないか?
普遍性なんて
ほんとは誰も持っていないんだろう?
すべてを抽象化して一限管理か?
まるで俺の詩みたいだな。
ここまで来て
いつも思考が止まる。
だって気付いてしまうんだもの
一体俺は
誰に許しを乞うているんだろう?
誰に言い訳しているんだろう?
知っているけど認めたくない
それは
十六の俺
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葬儀の告知欄が一面を飾るでしょう
平等を語る口から不公平な褒め言葉が垂れ流されるでしょう
人はすべての人に忘れられた時に死ぬ
彼はこれからさらに偉大な功績を残すでしょう
予想の着く朝のニュースは
時間の無駄
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どこかしこ傷だらけ
なのにとっても素敵な笑顔
ちょっとだけ嘘を吐く
なのにいっつも本気の瞳
悩む事が馬鹿らしくなるくらい前向きで
不思議なくらいなんとかなるんだ
イカレてる
ブっとんでる
そんな妄想捨てなさい
だってあなたは
普通の人
ちょっと劇場型の嗜好性を持つ
普通の人
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無駄なモノを省いたら
自分が無くなる気がした
そのマナコはナニを映す?
あるいは見たくもない真理か
あるいは目の前に広がる今か
隠したその手が空なのは知っている
赦す驕りと
赦されざる罪は
同じ物だと言うのに
不要な物を除いたら
自分が無くなる気がした