詩人:しゅんすけ | [投票][編集] |
あれは詩じゃない。なんつう事を言う人がいるが、じゃぁどれが詩なんだ?
詩なんてだいたいそれ程大したものなのか?
元はと言えば大昔のヨーロッパで、セックスに飽きた貴族が遊び半分に始めた事だと聞いたけど。
人の心を癒やすのも確かだし、上手い下手もあるだろうが、それがなんだというのだろう?
それは詩と言う言葉遊びの、一つの副産物でしかない。
定形主義?原理主義?まぁ所謂くそまじめな日本人らしい反応か。
何にせよ、遊びは楽しまないとね。
つまんねぇもん。
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死に何かを見出そうとしたり
命に意味を求めたり
人はみな何処より来たりて
何処にか行かん
などと口走ってみたり
そんなくだらないことを悩んで一歩も前に進めなくなっても
それはそれで許された
でも…
モラトリアムの延長上に
変化点はないのかもしれない
だって答えは今も出てないまま
だけど確実に変わってる
あの頃持ち得なかったネズミの心も
あの頃気づかなかった井戸の深さも
少しずつだけど見えてきたから
だから
僕は一歩ずつ
歩いて行こうと思う
答えはまだ出ないけど
この先ずっと出ないかもしれないけれど
それでも一歩ずつ
大人に成ってみようと思う
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今時の悪魔には退治する方法がないらしい
つうか必要もない
喚べば出るし
頼めば換える
丁度昨日の今頃だったか
近くで何人か悪魔が喚び出されたらしい
そんで欲望を喰らうだけ喰らって
またむこうに換えって行った
でもこっちはなぁんも変わらない
余剰な欲望なんていくらでも溢れてるから
だぁれも困りゃしない
そういやこの前知り合いの悪魔が言ってたよ
別に波風立てたくないけど
やりがいねぇなって
悪魔やめよかなって
すんげぇ苦笑いで
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朝起きて
何もない自分に気がつくほど
頭が良かったら
俺たぶん
正気じゃいられねぇだろな
うん
だから気にすんな
意外とうまく世間は回ってるし
あんたも必要とされてる
だってほら
あんたが見る朝日は
あんたが起きなきゃ登んないんだぜ?
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何が違うか?
なんてどうでもいいんだろ
なんか違う
それだけが全て
全く同じものでも
小さな綻びを見つけて
マイノリティーを探し出す
何故?
弱いからにきまってるだろ
何故?
臆病だからにきまってるだろ
右でも左でも
銭でも
材料なんてなんでもいい
私は正しい
そうだれからも思われたいから
そう
自分自身にも
ねぇ
それでも生きたいなんて
身勝手だと思いますか?
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グラスと氷がぶつかって聴こえる何気ない音に
海のような深い自然を感じながら
ボウモアの奏でる潮を飲み干す
グラスも背もたれもオーディオも
これ以上ないくらい陳腐な
だけど唯一の
僕の時間
人生って
捨てたもんじゃない
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あなたは何故生まれたのですか?
こんな問い自体意味がないと思う人もいるでしょう。
出生率減少、超高齢化、扶養ピラミッド崩壊。
人が産まれると言う事の温度が、数値化されてしまった現代において、もっとも危険なのは、
人が産まれると言う事の意味を、人が、忘れてしまう事。
だから僕は聞いてみました。産まれて間もない甥っ子に。
彼はちゃんと、答えを持って生まれてきていたんです。
だから、誰かに聞いてみてください。
もしも答えがでないなら、それはきっと忘れているだけだから。
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槍が降るこの大地
酒池肉林の最前線で
誰かが植えた露地栽培のすいかを
ただ一人
涙を堪えて守るあなたの肩を
僕はそっと守りたかった
でもきっと
どんなに辛くても
どんなに傷ついても
諦めないあなたは
僕の幻想でしかない
もう大人になった君は
すいかを抱えて笑う事もない
それは少し寂しいけれど
君がいつかまた思い出した時は
遠い月を見ながらすいかの話をしよう
あの日の笑顔と共に
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バカ高いゼリーを
大根役者がたいらげた
歌舞伎町の原理でつり上がる付加価値に
before-afterの魔法が追い討ちを掛ける
良いこと教えてあげようか?
イツカできるやつは
今すぐでもできる
何かのせいにする余裕があるうちは
俺はずぅっと俺のまま