詩人:ソラマメ | [投票][編集] |
電車にのって
星空のした
ガタゴトガタゴト
おうちに帰る
車窓にうつる街灯の白
ほわりほわり夜にとけて
次の日の太陽が来るまで
ポツンとひとつ夜を守る
ハロウハロウ穏やかな夜
ハロウハロウ朗らかなやみ
明日の朝には跡形もなく
消えてしまう宿命だから
白くひかる街灯と優しく優しく寄り添って
僕が目覚めるその時に
さようならとまた今夜
詩人:ソラマメ | [投票][編集] |
昔みた光たちは
今もまだ輝いてますか
ピカピカぴかぴか力強く
記憶のなかを照らし続ける
あの光をもう見ることは出来ないけれど
きっと何処かで輝いている
あの光に
またあいたい
詩人:ソラマメ | [投票][編集] |
あの日に帰りたい
別に楽しくなんてなかったのに
辛さは今とかわらないのに
あの日に帰りたい
思い出すのは暖かな温度
36℃の安心
あの日に帰る道
あの人がいた道
詩人:ソラマメ | [投票][編集] |
ほわりほわり浮かぶ月
ちくりちくり光る星
ポツンと1つ街灯が
夜の闇に抗って
朝が来るまでただひとり
誰も歩かぬその道を
ゆるくてらしておりました
詩人:ソラマメ | [投票][編集] |
銀のつばさをはためかせ
あなたが夜空へのぼるころ
私はそっと抜け出して
あなたが薄めた暗闇を
あてもないのにさまよって
時よ止まれと思いつつ
夜明けを拒んでおりました