詩人:ゆきむら | [投票][編集] |
古風な喫茶店の横で
小さな…小さな
黒猫が座ってた。
何かを見てるように
いつも…いつも
大きく目を開いてた。
『君の名前は?』
黒猫は僕を睨んだ…。
『君は生きてて楽しいかい?』
黒猫はあくびをした。
答えてはくれないけどその黒猫の目は確かに遥か遠くを眺めてた。
まるで未来を
見るかのように…。。
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限り無く続く
時間の中で
僕たちの時間は
止まってしまった…。
電池の切れた
時計のように…。。
今は
僕の心の中にある
孤独の時計だけが
静かに
針を進めてる…。。。
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夢の中で
あなたと逢えるのなら私は眠り続けます…。
あなたと逢えない現実なんて私には必要ない
だから私は
眠り続けます…。
あなたを求めて…
夢の中へ…。。。。。
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『マニュアルがある
人生はつまらない…』
いつも
そう考えていた…。。
でも今の自分には
マニュアルが必要…。
そんな自分でも…
そんな自分だからこそ
『自分自身』を
愛したい…。。。
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過去を振り返る事は
簡単で…
今を生きるのは
難しい…。
そんな僕は未来なんて考える事出来なかった
考えようと
しなかったのかな…?
自分に問い掛けても
答えが出る訳もなく…
ひたすら今を
生きている…。
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赤子の泣き声が
電車の中に響き渡る。
『うるさい』
と言うような目で睨めつける人が居た…。
いいじゃないか。
あの赤子も一生懸命に生きて
自分の存在感を知らせてるんだから。
僕にはその赤子が
立派に思えて
仕方がなかった。
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後悔だけは
したくなかった…。。
君だけは
失いたくなかった…。
二人で時を
越えて生きたかった。
君に出会えただけで
本当に幸せでした…。
こんな僕に
『幸せ』を
ありがとう。。。