詩人:鰐句 蘭丸 | [投票][編集] |
俺はどこか 出かけるにつけ
四つ葉のクローバーを探しては
君に写メを送った
ねぇ
いくつになった
俺の送った四つ葉のクローバー
どう
たくさんラッキーなことあった
あれから
メールも届かなくなったけど
ずっと
ずっと君に送り続けるよ
君に世界で一番
しあわせ になってほしいから
詩人:鰐句 蘭丸 | [投票][編集] |
君が居ない
君の手の代わりにリモコンを探してる
君の声の代わりにテレビの音を聞く
君が居ないことを確認したくなくて
まぶたが重いよ
もう
目を瞑ったまま布団から起きあがる
一番最初に見たいのは 君の顔なのに
今は
カーテンの隙間から覗く朝日
ねぇ
元気にしてますか
詩人:鰐句 蘭丸 | [投票][編集] |
いつか来た
小高い公園の広場
葉の落ちた裸木の木陰に軽トラを停め
荷台に寝っ転がる
裸木の枝が描く幾何学模様の影に
意識もどこか飛んでいきそうになる
「あったけえ」
日差しはやわらかで
「気持ちイイや」
そよ風はやさしく吹いてる
「なにしてるかな」
君を想った
詩人:鰐句 蘭丸 | [投票][編集] |
綺麗なことで丸め込んで
美しい言葉で包み込んで
丸く収まる
そんな世界は堪えられない
涙と嘘と憎しみにまみれた真実
悲しくて…胸が潰れるんだ
それが真実だ
幸せの陰に芽吹く不幸が
すべてではないが
どこにでもあることなんだ
幻想は
自分だけのものさ
押し付けない
そんな怖い世界は
いらない
詩人:鰐句 蘭丸 | [投票][編集] |
たくさん
考えてた
君がよろこんでくれるかな
想像しながら
時ににやけ顔しながら
いまじゃ
全部おじゃん
胸を潰す邪魔でしかない
邪魔だよ コレ
詩人:鰐句 蘭丸 | [投票][編集] |
魂こめられない毎日に何の意味がある
うわついてんなよ
目の前のモノを右から左に流すだけのオマエ
オマエは手に取ったモノに興味は無いのか
ほんの僅か
ほんの些細な
一瞬だがオマエの手に抱かれたソイツを
オマエはなんの興味も示さず次のオマエに似たアイツに渡すんだよ
うわついてんなよ
次はオマエだよ
詩人:鰐句 蘭丸 | [投票][編集] |
教えてください
このままじゃ俺
繰り返すよね
なんで
自分に向き会えないのかな
心が二つあって…
ぶつかる…
砕けたほうが負け
本心がいつも
負けてしまう…