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鰐句 蘭丸の部屋


[305] 自我の旋律
詩人:鰐句 蘭丸 [投票][編集]

眠れないのは何故

寂しさに蝕まれた記憶

悲しみにまみれた思惑

独り穀物芳香酒に酔い

爪弾く六弦

残響に霞み震える思念

心 何処かに

眼を瞑り

しづかに

朝陽待つ

濃紺の朝空に黒灰の挽き吊れた雲が流れる

虚空に放つ自我の旋律




2009/10/21 (Wed)

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