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鰐句 蘭丸の部屋


[306] 夜が明ける
詩人:鰐句 蘭丸 [投票][編集]

静寂

冷気

晩秋の陽の出前

四肢の先端を麻痺させて

体内に忍び込む寂しさを纏った秋風





光の射す東を見て

決して洗練はされないその歪んだ眠り

彷徨つづけるPERSONA

器を必要としない精神の拠り所

君に留めたい





Good Morning

2009/10/27 (Tue)

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