詩人:ホワイト | [投票][編集] |
時に人は喜々として最潮の
最低の欲望に負ける
時に人に
時にモノに
それは欲情とも言える
ドキドキと脈拍が上がり紅潮し
愛おしい人と逢った時におきる あの震える身体のように
敏感で 鈍感になる
片時も忘れられない欲望が溢れだす瞬間
それは普段起き得ない現象であるから あの
踏み入れてはいけない誘惑に負けてしまう
知れ!自分の身体を!
自分自身を!自分の本心を!本性を!
醜かろうが美しかろうが 愚かさで打ち砕かれようが自分なのだ!
他人になれない自分だから…
他人よりマシだと 己のほうが勝っていると傲りに溺れようが
それが真実だろうがなかろうが
身体は奥深くで知っている