詩人:ジョーブ | [投票][編集] |
罪もなき民が亡くなった。
荒野の道、遺体。
臭い匂いとなり涙は終わり、
ただ腐敗していく、
何故こうなったのだろう。
ジャーナリストさえ知らない戦場はあった。日々があった。
ただ、とめることすらできない争い。
天にのぼる魂は本当に必要のない時間だった。必要のない時間だった。
彼がのこしてくれたこの一枚の写真から想像できる無惨さは、私の首を横に振るばかりで、目を閉じたくなる。
今、遺体を目の前にすると、争いの心をひどく憎むしかない、そんな日々が続くはずの闘いだ。
私がこのおくれた情報は何処まで伝わる。
争いをカメラにおさめているだけじゃ、ただの中継で、この先よくない事を伝えているが、今の争いをとめる事はできない、そんな、ジャーナリストだ。
カメラを拳銃にかえれない、できる訳がないし、今をとめることが出来る力がない、ただ撮り伝えるだけ...
すまない。