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ジョーブの部屋


[271] 遅れたジャーナリスト。
詩人:ジョーブ [投票][編集]

罪もなき民が亡くなった。

荒野の道、遺体。

臭い匂いとなり涙は終わり、

ただ腐敗していく、

何故こうなったのだろう。

ジャーナリストさえ知らない戦場はあった。日々があった。

ただ、とめることすらできない争い。

天にのぼる魂は本当に必要のない時間だった。必要のない時間だった。

彼がのこしてくれたこの一枚の写真から想像できる無惨さは、私の首を横に振るばかりで、目を閉じたくなる。



今、遺体を目の前にすると、争いの心をひどく憎むしかない、そんな日々が続くはずの闘いだ。

私がこのおくれた情報は何処まで伝わる。

争いをカメラにおさめているだけじゃ、ただの中継で、この先よくない事を伝えているが、今の争いをとめる事はできない、そんな、ジャーナリストだ。

カメラを拳銃にかえれない、できる訳がないし、今をとめることが出来る力がない、ただ撮り伝えるだけ...

すまない。

2012/11/06 (Tue)

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