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ジョーブの部屋


[280] 下北沢の駅
詩人:ジョーブ [投票][編集]

(ガタンガタン)

駅の最終列車のホームが揺れて

きっとそれは私待ちぼうけで

少しだけ疲れてベンチについたのが

きっと彼が来る5分前の事

だった

彼の名前を私が呼ぶ仕草は

ちょっと恥ずかしい気持ちがにやけたりして

白い吐息にまじった恋の想いは

先に列車で彼へと向かう

魔法だった

二人の想いはいくつも重なり会っていて

時間はきっちりいつも守られてるから

座るベンチから改札口まで

私走ったの

時計はすすんで私達を一緒にしたがるのは

恋の魔法列車がそうさせたから

あの日出逢えた前の日に

吐息と吐息がさきにかさなりあって列車の扉を閉めたの

それが白い恋の始まりで

動いた列車

(ガタンガタン・・・ガタンガタン)


魔法列車なの

2014/01/02 (Thu)

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