ホーム > 詩人の部屋 > ジョーブの部屋 > 下北沢の駅 > 投票

ジョーブの部屋  〜 「下北沢の駅」への投 票 〜

  • ジョーブさんの「下北沢の駅」に投票します。
  • 不正防止のため投票は「詩人の部屋」の登録者のみに制限させて頂いています。
  • ユーザーIDとパスワードを入力して「投票する」をクリックしてください。

[183697] 下北沢の駅

詩人:ジョーブ

(ガタンガタン)

駅の最終列車のホームが揺れて

きっとそれは私待ちぼうけで

少しだけ疲れてベンチについたのが

きっと彼が来る5分前の事

だった

彼の名前を私が呼ぶ仕草は

ちょっと恥ずかしい気持ちがにやけたりして

白い吐息にまじった恋の想いは

先に列車で彼へと向かう

魔法だった

二人の想いはいくつも重なり会っていて

時間はきっちりいつも守られてるから

座るベンチから改札口まで

私走ったの

時計はすすんで私達を一緒にしたがるのは

恋の魔法列車がそうさせたから

あの日出逢えた前の日に

吐息と吐息がさきにかさなりあって列車の扉を閉めたの

それが白い恋の始まりで

動いた列車

(ガタンガタン・・・ガタンガタン)


魔法列車なの

2014/01/02 (Thu)
ユーザーID パスワード
一言コメント  


- 詩人の部屋 -