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弓月 あおの部屋


[20] Brand New
詩人:弓月 あお [投票][得票][編集]

周りの人と自分との間に
線を引いたのは僕なのに
距離があって淋しいと言う
誰も必要としてくれないと嘆く

いつも下ばかり向いて
前を向かなかったのは僕なのに
真っ暗で何も見えないと言う
誰も希望という光をくれないと嘆く

苦しくて悔しくて
本当は分かっていたのに
自分ではどうしようもなくて
僕は僕の腕や心を
傷つけるしかなかった

死にたいと何度も思った
でもその度に僕の中の別の僕は
本当は生きていたいと叫ぶから
自分ではどうしようもなくて
もう僕を殺してくれ
と誰かにすがるしかなかった

それが僕

僕は弱くて
生きることはおろか
死ぬことすら出来なかった

いつか、を夢見て
まだ生きている



僕は僕だから…
Brand New Myself

2006/07/18 (Tue)

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