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[874] 進化の軌跡
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悲しみは怒りではない

これは
とても間違えやすい

それは

いつまでも繰り返してしまうから

とても
間違えやすい

悲しみが
怒りではないことに気付くまで

いつまでも繰り返してしまうから

それは
とても間違えやすい

気付かなければ気付かないほどに

悲しみは怒りになって

その怒りが悲しみに変わるから

それは
とても繰り返しやすい

気付かなければ気付かないほどに

それは
更に気付けない



生命が
生存や繁栄の為に
行き着いた成れの果て

人間に進化したのは

宇宙に飛び出して
他の惑星に行く為じゃない

その見解は
肉体的な生物学で

頭脳が言った
物質的な見解だ


人間に進化した成れの果てに

人種 民族 宗教
その対立があるのは

悲しみは怒りではないことに気付ける様に

感情と理性を合わせ持つ為に

精神的な見解で
僕達がアプローチする為だ


悲しみが優しさであることに気付いた時に

悲しみが優しさに変わった時に

僕達は
その繰り返しを止めることができる

僕達は
その繰り返しに終止符を打てる

その進化に終止符を打てる


それは
単に始まってしまったものを
止める為の手だてではなく

僕達が
わざわざ人間になってまで経験したかった事だ


宇宙という僕達が

太陽と地球の距離を定めた理由だ


悲しみが
優しさに変わるとは

悲しみの共有という意味であり

共有とは理解という意味であり


そこで感じる理解とは

愛や神とも呼ばれてる

それは
歓喜とも呼ばれ得る



僕達は愛で
進化に終止符を打てる

言い方を変えれば

その経験で打つ進化の終止符は

神に至る道だ


それは
神には経験できない

進化を得た人間だけが
経験できることだ

2009/04/23 (Thu)

[879] コンピューター将棋から
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少し前に
チェスの世界チャンピオンが

コンピューターに負けたそうだ

将棋はチェスに似ているがそれよりは複雑で

アマのトップには勝てるが
プロのトップには敵わないらしい

でも
あと5年くらいすれば

互角以上に戦えるようになるというのが

コンピューター将棋で
打倒人間に励む人達の

一致した見解だ


以前
将棋のトップレベルのプロに

スーパーコンピューターで挑んで負けた人達が

とても悔しそうにしていたのを

テレビで見たことがある


コンピューターは
負けても悔しがらないけど

コンピューターを作った人間の方は
とても悔しそうにしていた


課題が見つかったので
次回はもっと頑張りたいと

彼は言っていた

勝った名人も
コンピューターの進歩に驚いていた


その光景はまるで

清々しいスポーツのようで


人間 VS コンピューター
ではなく

人間 VS 人間
のように見えた


コンピューターは悔しがらないけど

コンピューターを作った彼は悔しがっていた


彼はコンピューターで人間を超えようとしていたが

彼は悔しがっていたんだ


彼はコンピューターを作る
人間で

将棋を打つ人間と
同じ人間だと思えた


僕は
コンピューター将棋という分野と

人間の頭脳とコンピューターという

ほんの少しの対立を知って

以前テレビで見た
その光景を

興味深く想い出し


たとえば

超能力者 VS 科学者
みたいなバトルさえも

人として愛しく見えた




人間にしかできないことのひとつが

たとえば
芸術なら

それに点数や良い悪いがないからだろう


あるのは

感動や感情だ


人間にしかできないことのひとつが

たとえば
スポーツなら

嬉しかったり悔しかったりすることに

費やせた想いのことだ

向き合った時間のことだ



ギャンブル性のないゲームには
必ず必勝方が存在するというのは
数学で証明されていると


彼は悔しそうに言っていたが


そんな彼は
とても人間らしかった

2009/04/28 (Tue)

[883] 言葉に詰まる
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言葉に詰まった僕は
口笛を吹いた

言葉に詰まった僕は
絵にしてみた

言葉に詰まった僕は
笑ってみせた



言葉にしても
それはたった一言で

ありがとう

にしかならなかった


それは

たった
五文字である前に

色んな想いが詰まっていたから

僕は言葉に詰まった



でも僕は
時々それを言ってみる

ありがとうって言ってみる


でもやっぱり
言葉に詰まる


そしてまた

口笛で吹いてみる
表情に出してみる

空に一人で言ってみる


そしてまた

時々は言ってみる

たった五文字に詰め込んで

ありがとうって
言ってみる




そうさ

気持ちは
言葉じゃ足りない

でも
それは他の部分で

伝わっていくと思う



そしてまた

僕は時々は言ってみる



たった五文字で

ありがとうって言ってみる

たった五文字にしてみる事も

時々は大切だ


でもそれは
たった五文字だけじゃない

だから
いつもは言葉に詰まる


でも
時々言ってみる


でも

大抵は口笛で
メロディーに乗せてみる






言葉からはみ出した
心を持った僕達が

使う言葉って

きっと
そういうものだ

2009/05/03 (Sun)

[886] 無力な力
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たとえば人に
何もしてあげられないと

想うことができている


その大切なことを
大切にできるのは

無力な力の僕達だけだ

2009/05/07 (Thu)

[890] 十人十色
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十人十色

それは
違いという意味じゃない

それは

理解という意味なんだ

2009/05/09 (Sat)

[893] 命より
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誰かが
人に助けられました

命を

助けられました


助けられた人は
助けてくれた人に

とても感謝していました

命を助けてくれて
ありがとうと

とても感謝していました


僕達はみんな
いつかは死んでしまう


命は

助けられても
いつかは消えてしまう


それでも僕達は

命を大事にする


それにとても感謝する


何故だか知ってますか?


命より大事なものを
抱えて生きているからです

だから

いつか死ぬのに
助けられた命に

感謝ができるんです


僕達は

誰かを助けたり
それに感謝してみたり
誰かと笑ってみたり

してみるんです

それには
命が必要だけど

そうすることは
命よりも大切なんです


だから僕達は

いつか死んでしまうのに

ありがとうって想うんです

2009/05/12 (Tue)

[894] 自由とルール
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スポーツにはルールがある

それは
うまくそれを楽しむ為だ


戦争にはルールがない

それは
それが楽しむ為ではないからだ


守る為だけにあるルールはない

それは
縛られるだけならば
何も楽しくないからだ



僕達にはルールがない

それは
僕達自身で決めることだからだ


ただ忘れちゃいけないことは

ルールがあるからルールを守る訳ではなく

ルールがないから自由である訳でもないことだ


戦争もスポーツも何だって同じさ

大事なのは
ルールそれ自体じゃない


楽しむ気持ちや
思い遣りであるだけだ

それが自由であるだけだ


けして僕達を
校則や法律で縛り上げてはならない


僕達が笑うとき
そんなものは必要ない


僕達は
自発的に何でもできる





悲しいだけの戦争だって
やってしまう事がある



だから
忘れちゃいけないことは

ルールがあるからルールを守る訳ではなく

ルールがないから自由である訳でもないことだ

2009/05/15 (Fri)

[895] 3.5次元〜文理学
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100年前?

それは

言い伝えや
昔話しの教訓かも知れない

生命の進化や
起源の研究かも知れないし

歴史の年表に載ってる事かも知れない

又は

カレンダーや暦を見て
単に引き算をする事を言うのかも知れない




人が死んでも

地球が消えても

時計の針は止まらない




そんな観念を持ってしまった人間は

時というものを
普遍的にしたのでしょう






その観念が
僕達の世界を

三次元に確定させた

そしてそれは

どんなに
立体的に動いても

そこから抜け出すことができないことを

行為の結果として
教えてくれる






その観念はまるで
僕達の肉体のようにも思える

故に
肉体を司る僕達の精神そのものは
三次元的な世界を超えているという答えを提示している


それを
無知にさせてしまうのは

この世界で普遍的にまでなっている時間というものだ








人類は約6万年前に始まったと言われている

生命の起源は数十億万年も前になる

宇宙の起源ともなれば数百億年も前になる






その歴史の中に
僕達は含まれている

何かの起源は他の何かの起源でもあるからだ

故に
それは繋がっていて

そこで言う繋がりとは

時間を超えた精神的なものである












体が老いても優しい老人には
醜さより美しさがある

どんなに大金を積んでも
恋や感謝は出来ない



立体的な図形を
美しい芸術のように映せたら

体はそこにあっても

そこはもう
違う次元と言えるのでしょう


見えている世界が
全く違うのだから






時間を超えるとは
マイムマシーンではなく

限られた時間の中でも
その輝きが失われない事を言うのだ


それは

物理学者が永い間解けなかった事の答えでもある


この発想は馬鹿げているが恐らくは真実で


故に

物理学の計算だけで
時間が普遍ではない事に気付いたアインシュタインは

天才なのだ

2010/03/05 (Fri)

[897] 確率の確立
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デパートの前で配っている
チラシを貰うのは

世間が冷たいと思われないようにする為の

10%の僕の意思

88%は
どうでもよくて

残りの2%は
ゴミになるから貰わないで


結局僕はいつも貰う





鍵が見つからない時に

開けっぱなしで仕事に行くのは


10%が勢いで

88%がどうでもよくて

残りの2%が遅刻しない為で


結局僕はいつも行く

2009/05/20 (Wed)

[899] エゴの裏の自由
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金持ちになって豪遊したいと思うこと

ボランティアをしていい人だと思われたいこと

かっこいい人になって異性にもてたいこと

神様の言うことを聞いて天国へ行こうと思うこと

これらは全部
エゴだ


誰かに笑ってほしいと思うこと

その為に

僕にできることは何かと思うこと


これは
エゴではなく

本当の意味での
自分の意思だ



意外なことに
エゴの本当の意味は

自分の意思ではないことを指す


エゴとは

周りにどう思われたいかを気にするあまりに

又は
自分だけを気にし過ぎるするあまりに


自分の意思を持てない
自分自身のことだ




忘れちゃいけない事は

良いことは良く
悪いことは悪い

ということではないことだ


たとえそれが
ボランティアであっても

たとえそれが
道徳の授業で教えられたことであっても


重要なのは
なんであれ

それがエゴであるのかどうかだ


もっと言えば

エゴは悪いものではない

それは僕達が抱えたものだ

だから

問われるものは
それを踏まえた動機の方だ


何故?

それを大切にしなくちゃならないのかは

僕達自身が

上べだけじゃなく

形だけじゃなく

世間体だけじゃない



自由な意思で
心が通う

そんな世界に
生きるべきであるからだ



それは特定の誰かではなく
僕達自身の為であり


エゴではなく
エゴの裏側のものだ


エゴから放たれた僕達は自由であり

自由である僕達は
その時初めて

自分の意思で何かを思う


それが
愛するということだ






君に笑ってほしいと思うこと

その為に

僕にできることは何かと思うこと


それが

エゴではない自分の意思で

誰かを

愛してるということだ

2009/05/22 (Fri)
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