詩人:EASY | [投票][編集] |
人間と言われるものに
悪行と言われるものを
自然と言われるものに
重ね合わせ
異常気象が何だとか
言ってみせる学者たち
あなた達は地球から
生まれたか弱き存在だ
人間と言われるものに
苦悩と言われるものを
宇宙と言われるものに
重ね合わせ
幸せが何だとか
言ってみせる覚者たち
あなた達は存在から
生まれたか弱き存在だ
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それはただ
跳び跳ねる
笑いながら子供がする
縄跳びみたいに
それはただ
眺めてる
時々遭遇する
飛行機雲みたいに
それはただ
そうなんだ
君が君らしく
いるかのように
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大安売りの旗を
風がなびかせて
曖昧な案配に
事をなびかせている
懐かしいことの半分は
日曜日に起きて
その更に半分は
僕の休日だ
太陽の光りは
僕に断りを入れて
その光りを
半分くらい強くして
その更に半分の憂鬱が
大安売りの旗を
なびかせている
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とても純粋に
悪気なく
とても潔白に
屈託なく
まるで子供のように
笑ったりするんだ
本当は無垢なことを
僕は知っている
ここで言う歳月は
そこで言う素粒子よりも
ずっとちっぽけだ
君は自分の名前を
言うね
とても、はっきりと
とても、自然豊かに
僕は君の名前よりも
ずっと前から
君のことを愛しく思う
だからと言って
君の名前が嫌いな訳じゃない
それだって、それなりに
とても愛しく思う
ここで言う愛しさは
そこで言う愛しさよりも
ずっと愛しくて
とても君を他人だとは
とてもじゃないけど
僕には思えない