詩人:EASY | [投票][編集] |
時間が止まらないなら
それは限りなく
永遠に近づいて行く
でも
時間は永遠にはならない
時間は
時を刻むものだから
永遠は
果てがないから刻めない
仮に刻んでも
それは永遠だ
一年は
365日に刻まれて
一日は
24時間に刻まれる
でも
永遠は
刻めない
だから
止まらない時の流れは
止まらないのに
永遠には近づけない
時は永遠には辿り着けない
きっと永遠は
限りなく近づく様に
時に追われて
向かうような場所じゃない
時が止まる場所が
永遠のいる場所だ
時の流れが止まらないのは
機械みたいな
記憶箱のせい
いつかくる別れに生きて
もう会えない人を想う
そんな想いが永遠さ
その想いは刻めない
記憶箱には入らない
想いは死ぬ事がない
だから想いは愛がいい
永遠に愛せる方がいい
いつか別れが来るじゃなく
永遠に愛する方がいい
別れより
強い愛なら永遠だ
切なさは
見つめると
愛に変わっていく
切なさは愛になる
ありがとうに変わるんだ
それが愛にふさわしい
そんな愛を永遠に
生きている僕達さ
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駅のホームにいた
沢山の人達の
瞳の奥に映ってる
様々な人生を
僕は見る
ある時は
笑顔や笑いに彩られた
人生を眺めては
その幸せにほっとして
人間の美しさを
肉眼では見えないはずの
満天の夜空の様に感じてる
またある時は
涙に彩られた
人生を眺めては
その労いに頷いて
人間の美しさを
もう見る事のできないはずの
遥か昔の
夕暮れみたく感じてる
そしてどんな時も
愛に彩られた
人生を僕は見る
美しい人生を眺めてる
美しく見えるのは
すべて愛の粒子だと
確証もなく理解した
地球にいると見えづらいけど
遠くから眺めると
地球は本当に美しい
同じ様に
僕等人間の人生は
美しい
見えづらいけど
時々見える
その
言葉にならない輝きが
僕はきっと何度も言うよ
人生は美しい
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生まれた場所が違う
肌の色が違う
話す言葉が違う
教えられた事が違う
食べる物が違う
音のリズムが違う
そんな何処かの誰かと
僕は何が違う?
涙を拭き合うだけで
僕達は微笑んだ
君と僕何が違う?
違う事ばかりでも
同じ想いだね
分かり合えないからと
流した涙がおんなじだ
その涙を
拭いた笑顔もおんなじだ
今日見てる
この空もおんなじだ
今生きる
この瞬間もおんなじだ
僕達の
絆はみんなおんなじだ
愛する人は違っても
愛する気持ちはおんなじだ
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今日まで色々あった
君の事沢山想い
いつもドキドキ
ワクワクしてた
馬鹿だから
思い過ごして泣いたりしてた
まぁ
とにかく色々あった
こんなに色々あったから
こんなに心が揺れたから
たとえ別れが来ても
その輝きは変わらないんだ
だからもういいんだ
わかってるんだ
君に
ありがとうなんだ
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幸せだから信仰してるの?
幸せの為の信仰なの?
幸せの為の神様は
信仰した見返りをくれるの?
もっと気前のいい神様なら信仰も見返りもいらないし
いつも平等に
常にそばにいてくれるさ
願いを聞いてくれるさ
世界が平和であります様に
明日は晴れであります様に
叶うかどうかは別にして
願いを聞いてはくれてるさ
叶うかどうかは別にして
どんな願いがあるのかさ
神様がいても
平和なら
それでいいし
神様がいなくても
平和を願うなら
その願いは消えないし
明日の天気は
神様がいなくても
てるてる坊主に託すでしょ?
雨が降ってしまっても
神様は悪くない
てるてる坊主は悪くない
晴れを願った
心も悪くない
いや
晴れを願う
そんな心がとても良い
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それなりの人生を
それなりに生きて行く
いつか死んでしまう時
お疲れさまって声がした
頑張ったねって声がした
ありがとうって声がした
別れをこえた涙を流し
悲しみじゃない涙を流し
愛してるって声がした
笑顔で涙を流してた
それなりの人生を
それなりに生きている
いつか死んでしまうのに
ありがとうって声にして
愛してるっていう涙
笑顔になって流れてく
それなりの人生を
それなりに生きて行き
それなりの死を持って
特別な僕達だ
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これだけ頑張って
辿り着いたその先には
いったい何があるのだろう?と
思っていたら
そこにあったのは
今まで頑張って来たという
かけがえのない宝物だった
頑張っていた事が
宝物だった
生きてる事がそれだけで
宝物だった