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のっぺりとした青空に
夏の飛行機の残像が
想い出みたいな暑い日を
入道雲に映してる
くっきりとした太陽は
幼かった夏の日に
食べたアイスの冷たさで
温暖化を凌いでる
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夏の日に散歩をした
人々は夏っぽく佇み
蝉の鳴き声は
かき氷のスポンサーだ
人々の殆どは
恋人同士の内緒話みたいな
笑みを浮かべている
夕立は予期せぬ様に
急に降るから
僕たちをこんなにも
高鳴らせてしまうんだ
夏に夕立が多いのは
そんな理由だから
お天気を伝えるお姉さんには
笑顔がよく似合う
どうでもいい夏の日に
散歩して、思うこと
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大丈夫なことを伝える為に
宇宙は存在している
意味なんてないし
あってもいい
何だっていい
大丈夫なんだから
何だっていいんだ
大丈夫じゃなくてもいいんだ
それすらも大丈夫
無敵は敵が居ないと
成立しないんだ
未解決問題に挑む数学者は
ほとんど猫が好きだ
これは偉大な雰囲気で
風が詩になる理由だ
太陽をドリブルして
ブザービーターを決めたら
100ポイントが入るってルールが
正式に決められたら
世界は今よりも少しくらい
平和かも知れない
そんな会話を出来るのは
地球くらいなもんさ
それが初恋で海辺なら
流れ星はスタンバイするよ
それを狙ってスタンバイする
映画の一場面みたいに
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遊んでたら
飯は食えねぇらしいよ
そんな事が
幕府からの通達として
貼られてたのよ
遊ぶのやめたら
食えんのかな?
そんな事言われたら
そんな風に思うよな?
でもさぁ
飯って、腹っ減ってないと
食いたくない訳よ
んで、腹減ってると旨い訳
結局ね、遊んでないと
腹も減らねぇし、飯も旨くねぇってこと
それはもう、飯が食えねぇって事よ
こんな事をわざわざ印刷してるのが
最近の江戸の流行りでねぇ
それに目を血なまこにして
働いてる者が溢れているんだから
世も末だと思い
俺は遊んでいるんだから
蕎麦の食い逃げくらい
多めに見ろってもんだろ!
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適当に散らばった
拳くらいの情熱は
彼らが観ている星空の
核融合だと言われてる
神話に出てくる天使たち
無垢な笑顔で矢を放ち
形容し難い感情を
進化の末に突きつける
突きつけた銃口は
捉える間もなく自らを
照準にするのだが
そこで聞こえた爆音が
ビックバンだと言われてる
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選挙を占拠してるのは
批判のレシピの材料で
鳩が占拠してるのは
のどかな夏の木漏れ日だ
比べるならばそんくらい
ぶっ飛んでる方がいい
長生きする方法を
教えてくれる先生が
食べているのはカップ麺
忙し過ぎる社会では
金と命が巨頭する
コンプライアンスって何だ?
天ぷらとアイス食べるのか?
夏ならそんな日もあるよ
比べるならばそんくらい
ぶっ飛んでる方がいい