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調子の悪い暖房の音は
調子の良いジェット機の音とおんなじで
金持ちと貧乏があまり変わらない事と
シンクロしてて
ホームレスが教えてくれる教訓みたいな
輝きを放ってる
ハムエッグ丼を作る為に欠かせないのは
ほんの少しの貧しさと
ほんの少しのスマイルだ
お腹が空いたら食べにおいでよ
ふりかけとキャベツも付けて
君をもてなしてあげるから
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子供の頃
砂場で遊んだ
穴を掘って川を流したんだ
お腹が空いたら駄菓子屋で
お菓子を買った
甘いチョコレートを君にあげたのは
君への恋が酸っぱすぎたからだ
お母さんが作る即席ラーメンの味は
毎日同じで
飽きていたけど
一流シェフじゃ出せないその味で
僕は育った
便利じゃない方を
僕が選ぶ理由は
そんな想い出たちの
優しさのせいだ
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物価とエベレスト
どっちが高いのかを
国連が真剣に会議したら
コメディー映画が作られる
世界はこんな風にして
平和を保つんだ
社長が言ってるから仕方ないと言う
従業員の笑い方は、味覚障害の原因で
それを知らない病院は
薬で商売してるんだ
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欲しいものがない時
要らないものはどんな顔をするのかな?
ちょっと拗ねた
都会の星みたいに
それは霞んでる
白黒の映像の懐かしさは
そうするしかなかったという
優しさを放って
君が生まれてきたことに
感謝してるんだ
ありがとうって僕は言うよ
口癖みたいにね
はぐらかしているけれど
それは真実よりも
本当のことなんだ
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君を安心させる為に
命を懸ける男
それが僕のプロフィール
虹のかかる橋の下で生まれながら
明日の家賃を全て賭ける僕のことを
神が興奮しながら観戦している
温かいご飯に冷たいカレーが
何となく合うことを君が知っているなら
世界は殆どの場合
君の支配下だ
世界はキャラメルより少し甘いくらいに
僕が舐めてあげるよ
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まるで
猫を撫でるみたいに
温かさを感じてしまうのは
外が寒いから
温かさを
冬に感じることが多いのは
生きるヒントに似ている
キリンの首が長いのは
進化論じゃなくて
子供たちを驚かせる為の
魔法だと言って見せる
夜空の輝きみいなものでもあって
関係で言えば
セサミーストリート
右のポッケにはナイフ
左のポッケにはチョコレート
それは北と南みたいなもので
地球の在り方をなぞる
分からないことを
分かろうとしないで
それは殆どの場合
君を君らしくしないし
僕の大好きな猫たちが
好まないことだから
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命を耕す畑では
とても熟した権力が
大量生産されている
そこから見える太陽が
皮肉に綺麗に見えるのは
AIが言いそうな
ブラックジョークとよく似てる
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籠の中に空がある
布団の中で眠る時
それは宇宙よりも広い
恋をした僕が
君に会いに行く為にもつ情熱は
核兵器も吹っ飛ばす
悲しい時に見せた涙に
嘘がないのは
天国に行くためじゃなくて
地獄に行ってまでも伝えたかった事に
巡り合えたから
気難しい顔をして考えるほど
僕たちは暇じゃないから
こんなにも流れ星が
流れてしまうから