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EASYの部屋  〜 新着順表示 〜


[1241] 痛み
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いつも
背伸びばかりしてるから

足が痛くてさ

靴にだって
穴が空いちゃうんだ

そうするとさ、歩いてる時に
小石なんかを踏んで

血が出ちゃったりもして
結構、痛い

まぁ、でもさ
何とか気合いで、乗りきれちゃったりもする

乗り切る理由とか、よく分かんないんだけど

クソー!ってなったり
やった!ってなったり

するでしょ?

それは、もう理由じゃないし
よく分かんないんだけど

分かんなくても、いいやってなるし

頑張んなくてもいいし
どうでもいいし
何だっていいのに

また
背伸びしてみたり

疲れたから座るのに
また、走って見たら

小石、踏んだり

そんで、ため息とかするから

笑う暇なんてなくてさ

でも

君が背伸びして
痛そうにしてたら

僕は、裸足で走り
血だらけのその足で

君の元に行き
笑うと思う

でも、きっと

上手くは、笑えない


君の痛みは
僕のものじゃないから

2018/01/01 (Mon)

[1240] コーヒー
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楽しさふたつ
嬉しさふたつ

濃い目の悲しみの中に
入れて

かき混ぜて、飲む


美味しいかい?

ちょっと甘過ぎた?

やっぱりブラックがいい?


高級の悲劇もあるよ
繊細なコクがある

それに喜びふたつと
切なさひとつを

入れるのかい?


このまま飲むのが
お勧めなんだけどね


まぁ、好みは
各々持っているからね

2018/01/01 (Mon)

[1239] 必要なもの
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君を愛する為に
必要なものは

切なさだけで充分だ

2017/12/31 (Sun)

[1238] 女神
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色んなものが
詰め込まれた

とても切ない
なにか


色んなものが
映し出された

とても愛しい
なにか


それは

太陽の陽を反射した
大きな水の雫のように

この一瞬を

虹の中に飛んでいる


僕たちが
手にしたことのある

すべてのものを詰めこんで

それは揺れている


その雫が
母なる海に溶け込んで


すべてを

許してくれた


音のない旋律と
感情を超えた微笑みと

覆らない正しさで


とても愛しいなにかを

僕たちに差し出した

2017/12/31 (Sun)

[1237] 
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馬鹿みたいに青っぽい
沈む夕日の空の下

生きる意味を教えられ
僕が佇むその場所は

言われてみれば青っぽい
歪む夕日の空の下









2017/12/27 (Wed)

[1236] 不眠
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平坦に帯びられた
色あいのない空虚群

半透明に遮られ
二足歩行に馴染めない

当たり前に着飾った
蔓延る世界の装飾は

折り畳まれた平面と
向かい合わせに閉じている

2017/12/27 (Wed)

[1235] 
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幸せの服を着る
そして脱ぐ

不幸の服を着る
そして脱ぐ

喜びの服を着る
そして脱ぐ

悲しみの服を着る
そして脱ぐ




服を脱げば僕がいる

不満の服で着飾った


不満のない僕がいる








2017/12/27 (Wed)

[1234] 冬の訳
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寒いかどうかではなく
温めたいかどうかだ

2017/12/26 (Tue)

[1233] 物理覚者
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鏡で自分を見ることは出来ない
鏡を見たら鏡しか見えない

これはノーベル賞を取らなくても
分かることだ


自分を見ることは出来ない

自分を見ようとしたら
目を閉じるしかない

でも

目を閉じても何も見えない

これは物理学者が
言っていることだ

2017/12/26 (Tue)

[1231] 光と影
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悲しみの影は
喜びの陽が

作り出したもの

怒りの影は
優しさの陽が

作り出したもの

君への恋は
僕の足りないものが

作り出したもの


苦しみは
癒される為の

約束みたいなものだ

2017/12/26 (Tue)
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