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EASYの部屋


[1283] 夢の余韻
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夢でよかった

何度そう思っただろうか?


まだ幼かった頃の記憶には
母親の温もりを

誰もがその様に
感じるのではないのだろうか?


夢でよかった

それがたとえ
どんなに悪夢であったとしても

僕たちは安堵した



夢でよかった

そんな風に

夢の中で思うことも
希にある


そんな時でも、僕たちは
夢のことを忘れてしまう


そのことを

何となく曖昧に
誰かに話してみたりする


そんな時、僕たちは

ほんの少し淋しげに
ほんの少し不思議げに
ほんの少し温かく

これも夢だと思いだす


幼かった頃の母親の
温もりの様に





2018/02/23 (Fri)

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