ホーム > 詩人の部屋 > EASYの部屋 > いのち

EASYの部屋


[1392] いのち
詩人:EASY [投票][編集]

力が及ばないのに
力一杯なのは

それが

美しいからだ


ここから眺めると、それは

途方もなく永い年月を経て
積み重なった化石の様な

哲学的な切なさを帯びている



花火は打ち上がり
光りを放ち

そして打ち終わる


その余韻が
切なさを帯びているのは


それが

花火よりも
美しいからだ






2018/12/21 (Fri)

前頁] [EASYの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -