詩人:EASY | [投票][編集] |
天国と地獄の境界で
祈りを捧げた
僕は斜めに構えて
君を真っ直ぐに見る
地球の天気予報には
君の気分が加味される
別に雨でも悪くないんだ
善悪の基準は
科学者たちの好物で
アメリカの大統領選みたいな
迫力を帯びている
それとは関係のない場所
例えば梅雨時の海とか
退屈な平日の
午前中の憂鬱とか
そこで僕たちは安らぐ
幼い頃に僕たちが
嬉しかった気持ちは
猫に姿を変えて
お腹を見せているんだ
撫でてみなよ逃げないから
本当の僕たちみたいに
無垢な瞳で
それを受け入れるから
君が君色の柄で
梅雨時の晴れ間に
太陽にお腹を向けて
寝転ぶことを
宇宙の隅々が
望んでいるんだから