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樂水楼の部屋


[14] 樂園・・・
詩人:樂水楼 [投票][編集]

小高い丘の上
何時の間にか夢を見て居たの・・・

そう
貴方の姿と聲がすぐ傍の私の元へ・・・

遥か海より天空に架かる虹の橋

七色の雫は、輝きながら
優しく降り注ぎ
大地を彩るの・・・

丘の上に広がる草原の海

軟らかく穏やかな日差し

そして懐かしい聖詩謳の旋律と奏でられる謳聲・・・
約束の楽園
満たされた日々
貴方に逢えるの・・・

日々の優しい祈り
貴方の元へ・・・

木々に囁く海陸風

天空へ舞い上がる想いは、夢の舞台へ・・・

そしてさざめき合い
重ね逢う刻の流れと
想いの数々・・・

そう、何時も一緒

柔かに包まれる
貴方の温もり
雲の形と淡く重なるの

やがて眠りから覚め
唇が優しく触れて

人は皆、何時か知るの
同じ夢を何時の日にか

語られる幾つもの物語
貴方に出会えれば
懐かしくて・・・

2006/07/28 (Fri)

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