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かけてんの部屋


[181] 冬の時代
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風がヒュルリ吹いて
空の空気を浴びた
肌寒い冬の日

いつまでもいつまでも

その空間にいたかった
時間が止まればと僕が消えれば良いと思った


例え今が癒しだって
すぐに地獄の始まり

逃げない自分に
誇りも持てず

いつしか無に憧れた


冬の冷たさが
君の冷たさが
僕の心を凍らせた
機能しない溶けない
天使に会いたい



空に心を預け
空に溶け込んだ
寒い寒い冬の日

いつまでもいつまでも

空と共にいたかった
永遠としたかった
僕が空になれば良いと思った

例え今が笑顔だって
すぐに地獄の始まり

情けない自分を
不安恐怖が気にいり

いつしか死に憧れた


この世の冷たさが
未来の冷たさが
いつしか僕を消した
希望はない
神に会いたい



いつしかいつしか
訪れる未来
そこに僕がいてほしくない

見えないよ見えないよ
希望が

笑えない笑えない
心からの笑いを無くした
消えない消えない僕



いつしかいつしか


きっときっと

希望が現れる

信じて信じてそして生きたから

神の存在を知った



冬の日
僕は笑顔だった

寒い寒い冬に君と笑った

僕は消えなかった
未来は現れた
光は心にいた


2009/05/19 (Tue)

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