ホーム > 詩人の部屋 > かけてんの部屋 > 幻の明日

かけてんの部屋


[182] 幻の明日
詩人:かけてん [投票][編集]

帰らない
帰れない
昨日という幻の日

戻らない
戻れない
君という幻の時

時空を切り裂き時を

時を操り幻をよみがえらせたい

青く輝く

ほうを流れる奇跡の思い

届けたい伝えたい
だけどこの思いしまいこむ



行きたくない
行ってしまう
明日という無情の日

会いたい
会えない
君という幻の女神

この世を切り裂き

切り裂き今を創りたい

静かに激しく揺れる無情の世界



嫌い嫌いだ
だけど一番嫌いは自分という夢物語




例え明日が
明日が虹色だって
僕が望む色は消えた

例え僕が
消えたって
明日の君は輝く



君が君が

いなくなれば
いなくなったから

僕は
僕の視界は闇に消えた



届くまで届くまで
叫ぶ事は

僕が無くなる事だ




例え例え
明日がこなくったって
僕は僕は
僕には関係ない




孤独の中

君の笑顔の中

消えたんだから

2009/05/16 (Sat)

前頁] [かけてんの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -