もう どの位昇り詰めたのだろうまだ階段は続いている思い切り背伸びして遙か彼方を見上げる段は精密に連なっていた後ろを振り返れば眺めは悪くない一歩踏み出し一つ高度を上げたまた一歩踏み出し振り返る景色を見た踏み出す毎に確実にゴールに迫る自分まだ行けるあと どの位昇り詰めるのだろうだいぶ体もついてきた上へもっと上へ堪え忍ぶ心身共は最後まで持続できるこの連なる段々を昇りきり今は待つ貴方のもとへ必ずたどり着いてやろう
[前頁] [タッシーの部屋] [次頁]